2023年3月3日

二十歳の晴れ着・振袖を着る？着ない？迷ったら

こんにちは！　群馬県前橋市にある振袖専門店・小川屋スタッフの斎藤です。

ちょっとずつですが、「春」を感じられる日差しも増えてきましたね！

お天気の良い日には、梅や早咲きの桜を見に、着物でぷらっとお出かけしてみたくなる季節です。

さて、今回は「二十歳の振袖」って本当に必要なの？と迷われているお嬢様・ご家族様へ、二十歳の「晴れ着」をぜひおすすめしたい理由についてお伝えいたします。

一生に一度の「晴れの日」を振袖姿でお祝いすることは、お嬢様とご家族様にとってきっと最高の思い出づくりになりますよ！

そもそも、「成人式」（二十歳のお祝い）にはどうして振袖を着るの？と疑問に思われるかもしれません。

みんなが着るから何となく…という理由だけなら、あまり気が進まないという方もいらっしゃることでしょう。

実は「二十歳の振袖」にはもっと奥深い意味があります。

浴衣やカジュアル着物でしたら、興味が湧いた時にいつでも体験できますが、振袖の場合はちょっと事情が違います。

振袖は「未婚女性の第一礼装」という格式の高い和装（晴れ着・フォーマル着物）です。

「晴れ着」という言葉は、現代の日本人にはなじみが薄くなっていますが、特別な日だけに着用する衣装のことを表します。

日本には、晴れの日を民族衣装で祝うという素晴らしい文化があります。

例えば、七五三の日の子供のお祝い着なども「晴れ着」にあたります。

「晴れ着」である振袖は、二十歳のお祝いのほか、卒業式や結婚式、結納の席、一番身近なところではお正月などにも着ることができます。なお、既婚者の「晴れ着」は、袖の短い「訪問着」や「色無地」、「留袖」になります。

ご成人のお祝いは、お嬢様にとって「人生の節目」となる大切な「晴れの日」です。

「振袖は着なくてもいいかな…」とためらう理由の一つに、振袖のお値段が高く感じられるということがありそうです。

確かに、ふだんの洋服やパーティードレスなどと比べると、振袖は決してお安いとは言えません。

とはいえ、上質な素材を使って、伝統の職人技で丁寧に製作された振袖には、お値段以上の価値があると考えることもできます。

・上質な正絹生地（シルク100%）をたっぷり使用している

・手間のかかる数々の工程を経て作られている

・貴重な職人技がふんだんに使われている

・手縫いで丁寧に仕立てられている

日本人にとっては、ある意味「当たり前」のように感じられることですが、海外の方が見ると「まるで美術品のような衣装を身に着けられるなんて！」とびっくりされることもしばしばですよ。

・老舗呉服店の振袖って高いの？ | 【小川屋】振袖レンタル・購入・成人式前撮り-群馬県前橋市・高崎市

最近では、物を買ったり集めたりすることよりも、「体験する」ことに対して大きな価値を見出す人が増えているそうです。

・自分自身の成長につながる体験

・家族や友人との絆を深める体験

・歴史や文化、伝統に触れる体験

・心を揺さぶられるような体験

趣味のワークショップや旅行など、親しい人と楽しい時間を過ごしたり、初めてのことにワクワクしたり、時には人生観が変わるような「体験」ができたら嬉しいですよね。

「二十歳の振袖」も、単なる衣装ではなく、それ以上の何かを得ることができる貴重な機会になるかもしれません。

振袖選びは初めてというお嬢様・ご家族様が多いと思いますが、年齢を重ねるにつれて「初めての体験」はどんどん少なくなっていくものです。

ドキドキするような「初めての振袖選び」を思いっきり楽しんで、最高の思い出を作りませんか？

職人さん達の思いのつまった美しい振袖に袖を通して、ご家族やスタッフと相談しながら帯や小物を一つ一つ選んでいくのはとても楽しいですよ！

ヘアスタイルや髪飾り、ネイルなど、細かいところまで徹底的にこだわってみるのもおすすめです。

ご家族でご一緒に選んでも、お友達どうしでワイワイ選ぶのも、どちらも良い思い出になりそうですね。

・友達と振袖を選ぼう！ | 【小川屋】振袖レンタル・購入・成人式前撮り-群馬県前橋市・高崎市

お気に入りの振袖コーデでたくさん写真を撮ったり、ご家族そろっての記念写真を残したり、「前撮り」の日は、式典の日と同じくらい楽しい一日になります。

式典当日は朝からあわただしくなりますので、「前撮り」の日はご家族でゆっくり過ごすことができる大切な時間です。

・成人式の振袖前撮り撮影ってどうして必要なの？ | 【小川屋】振袖レンタル・購入・成人式前撮り-群馬県前橋市・高崎市

そして、ついに迎える式典当日は、やはりお嬢様にとって「特別な一日」になることでしょう。

ぜひおしゃれな「晴れ着」に身を包んで、一生に一度の晴れの日を楽しんでくださいね。

もちろん、多様化が叫ばれる昨今ですので、「振袖を着ない」という選択もありますが、「やっぱり着ておけばよかったかも…」と悔いを残すことがないように、ご家族でじっくりご検討ください。