振袖にショールは必要? 種類やマナーについて解説します! | 【小川屋】振袖レンタル・購入・成人式前撮り-群馬県前橋市・高崎市
振袖情報

  1. HOME
  2. 振袖情報
  3. 振袖にショールは必要? 種類やマナーについて解説します!

2022年3月24日



振袖にショールは必要? 種類やマナーについて解説します!

こんにちは!
群馬県前橋市にある振袖専門店・小川屋スタッフの斎藤です。

 

暖かくなってきたと思ったら、
寒の戻りがあったりして、「春本番」はもう少し先になりそうですね。

 

さて、今回は、振袖小物の一つである「ショール」についてお伝えいたします。

 

成人式といえば、真っ白なふわふわショールをつけた振袖姿のイメージがありますよね。

 

「かわいい!」と好意的な意見がある一方で、
「個性がない」と抵抗を感じる方もいらっしゃるようです。

 

振袖にショールをつける理由や種類、マナーなどについて解説します!

 

 

振袖にショールは必要?

振袖を着るときにショールが絶対に必要というわけではありません。

 

成人式の会場ではほとんどの方がショールをつけているので、
ないとかえって目立ちそうですが、つけなくても大丈夫ですよ!

とはいえ、多くの方がショールをつけるのには理由があります。

 

 

本来の役割・防寒アイテムとして

成人式や「二十歳の集い」が行われるのは、通常は真冬の一番寒い時期です。

 

正絹の着物は、実際に着てみると思いのほか暖かいですが、
襟元が開いているため首回りが特に寒く感じられます。

 

真冬に着物を着る時には、着物用のコートを着たり、
ショールや手袋をしたりして寒さ対策をします。

 

振袖の場合には、振袖の柄や華やかな帯結びが隠れてしまうので、
コートを着る方はほとんどいらっしゃいません。

 

式典会場は暖房がきいていますが、屋外でお友達と待ち合わせをしたり、
一緒に写真を撮ったりする時のために、ショールがあると便利です。

 

 

二十歳の特権!おしゃれアイテムとして

振袖姿には真っ白でボリューム感のあるショールを合わせる方が多いですよね。

 

ふわふわのショールからのぞくお顔には、
ちょっと少女らしさも残っていて、とても可愛らしく感じられます。

 

実際、年齢を重ねると、着物姿に白くて大きなショールを合わせる方はあまりいません。

 

グレーやブラウンなど落ち着いたカラーにするか、
ボリューム控え目なショールを使う方が多いです。

 

真っ白でボリューミーなショールは、
「二十歳の今しかできない」振袖姿をイメージさせるアイテムといえそうですね!

 

 

ショールの種類と選び方

「ファーショール」を素材で選ぶ

・羽毛ショール
一般的なふわふわショールは、水鳥などの羽毛でできています。
見た目が可愛いくて温かいうえに、軽くて肩がこる心配もありません。

 

・毛皮ショール
動物の毛皮でできたショールです。フォックスは毛足が長く高級感があります。
ラビットはほどよく高級感もあってフォックスよりも手頃ですが、
毛が抜けやすいという難点があります。

 

・フェイクファー
動物の毛皮が苦手という人には、アクリル製などのフェイクファーもおすすめです。

 

最近のフェイクファーは良くできているので、
コストがおさえられて見た目も決して安っぽくはありません。

 

 

個性を出したい人におすすめのショール

せっかくこだわった振袖コーデに「白」のふわふわショールが似合わない!というケースもありますよね。

 

また、多くのお嬢様が白のファーショールを身に着けますので、
個性が感じられなくて嫌というお嬢様もいらっしゃることでしょう。

 

ショールを「つけない」という選択肢もありますが、
防寒やおしゃれのために、ぜひ納得のいくショールを探してみてください!

 

・「白」以外のカラーを選ぶ
ブラック系やブラウン系、グレー系、ピンク系など、ファーショールには「白」以外のカラーもあります。
振袖や帯の色柄に合わせて、ショールの色もコーディネートしてみてください。

 

・ファーではないショールを選ぶ
着物用のショールには、様々な素材やデザインの物があります。
振袖コーデに合わせて、ファー以外のショールを選べば、個性的な着こなしになりそうです。

 

例えば、レトロ柄やモダン柄の振袖なら、
ベルベット素材のショールなどを合わせてみてもおしゃれですね!

 

ただし、振袖は「晴れの日」の着物ですので、
カジュアルすぎる物や安っぽく見える物は避けましょう。

 

振袖姿にふさわしい「高級感」のあるショールを選ぶようにしてくださいね!

 

 

ショールをつけた時のマナーについて

振袖コーデの一部のようにも見えますが、ショールはあくまでも「コート」や「防寒具」の位置づけです。

 

コートを脱ぐのと同じように、式典会場など屋内に入る時にはショールを外すのがマナーです。

 

室内では、外したショールを片手にかけて持ちます。
だらりと引きずってしまわないように、エコバッグなどに入れてもいいですね。

 

椅子に座る時には、たたんで膝の上に置いてもOKです。
ショールをつけたり取ったりするときの所作にも気を付けましょう!

 

両端を持って頭の上にブン!と振り回すようにつけるのはNGです。
所作として美しくありませんし、せっかくセットした髪に引っかかったら大変です!

 

ショールをつけるときには、肩の上をすべらせるようにそっと首に巻いてください。

 

腕を伸ばしすぎて、袖からにょきっと出てしまわないように気を付けましょう。
外すときも同様です。

 

 

いかがでしたか?
小川屋の振袖プランでも各種ショールをご用意しておりますが、
高級品の場合はオプション追加料金が必要となることがあります。

 

ショールは必須ではありませんが、あったほうが良いアイテムですので、
振袖をコーディネートするときに一緒に選んでおきましょう!

 

関連記事:
振袖用「バッグ」の種類と選び方
成人式の振袖に合わせる草履の選び方 ~おしゃれは足元から~
【振袖一式とは?】振袖を着るためにはどうしてたくさんのアイテムが必要なの?

 

 

振袖選びや成人式前撮りのご相談に、ぜひ《小川屋》にお気軽にご来店ください。
小川屋ではウェブフォームでの「ご来店予約」を受け付けております。
24時間お申し込み可能です。
ご予約いただいたお客様はお待たせすることなくスムーズにご案内させていただきます。
>>ウェブから予約する

 

*******

小川屋は創業146年。群馬県前橋市、高崎市、伊勢崎市、渋川市、玉村町から多くのお客様にお越しいただいております。

成人式の振袖・帯・和装小物のお支度や前撮り写真撮影をプロスタッフが真心込めてお手伝いいたしております。

振袖をはじめとした着物のお手入れのご相談小川屋着付け教室もございますので、どうぞお気軽にお声がけくださいませ。

*******

関連記事