2020年6月20日

ピンク色の振袖で気分も明るく華やかに！

こんにちは。小川屋スタッフの斎藤です！

突然ですが、ピンク色はお好きですか？
女性らしい＆可愛いイメージのピンク色が大好き！という方は多いと思います。
自分自身を振り返ってみると、若い頃から洋服はネイビーやグレーばかり着ていましたが、着物だと不思議とピンク系も抵抗なく着られます。
普段はピンク色の服は着ないという方も、着物なら意外とピンク色っていいかも？と思われるかもしれません。
今回の記事では、ピンク色の振袖とコーディネートについてご紹介したいと思います。

ピンク系の振袖にはどんな色がある？

ビビッド系ピンク（ツツジ色／マゼンタ）

ピンク好きにはたまらない鮮やかなピンク色は、キュートも大人可愛いも演出自在です。着物の場合は、ビビッドなピンクによる「派手さ」よりも「華やかさ」が際立って見えるのも嬉しいポイントです。

黄色味のピンク（サーモンピンク／珊瑚色）

サーモンピンクやコーラルピンクなど、やや黄色味を帯びたピンクは、着物の色として比較的よく使われるピンク色です。金色との相性抜群なので、金箔をあしらった柄や金糸を使った刺繍、ゴールド系の帯にもぴったりです。

パステル系ピンク（桜色／ベビーピンク）

少し控えめにピンク色を取り入れるなら、パステル系ピンクの振袖で上品に装ってみるのもおすすめです。着物は季節を先取りするのがおしゃれと言われます。桜色は、春を待つ季節の成人式にぴったりと言えるかもしれませんね。

ピンク系振袖をコーディネートするなら

着物のコーディネートは、帯や小物の色遣いで、全体の印象を自由に変えられるのが面白いところです。
例えば、着物の色に溶け込みやすい同色系でコーディネートする方法と、着物の柄に使われている色から差し色を選ぶ方法があります。
ピンクの振袖の場合は、重ね衿や帯揚げの色として、同色系の赤や紫色を選ぶコーディネートも良いですし、着物の柄から水色や緑色を選んで、差し色としてコーディネートするのも素敵です。
帯や小物の色を選ぶときは、頭の中でイメージするだけでなく、実際に着物に合わせてみるのが一番です。洋服をコーディネートする時とは違う楽しみがありますので、ぜひご自身のセンスで振袖コーディネートに挑戦してみてください！

「小川屋振袖コレクション」からピンク系の振袖コーデ

ビビッド系ピンクの振袖を明るくモダンに着こなす

ビビッド系ピンクの地色に、大柄の花や打ち出の小槌など吉祥紋様が大胆に描かれた振袖です。鮮やかなピンク色は、気持ちまで明るくしてくれそうです。
着物の柄には、白、オレンジ色、水色、紫色、黒、赤など様々な色が使われています。帯や小物の色は、この中からどの色を選ぶかで随分印象が変わります。
画像のコーディネート例では、着物の雰囲気にマッチした黒地の帯が全体を引き締め、小物類は白の帯揚げと紫の重ね衿を使用してすっきりとまとまっています。豪華な刺繍入りの半衿＆重ね衿も、ゴージャスな着物にぴったりです。

サーモンピンクの振袖に水色＆桜色の重ね衿で上品コーデ

紗綾型（さやがた）の地紋が入ったサーモンピンク地に、松竹梅、亀甲文様、雪輪、御所車など風雅な古典柄がふんだんに描かれた上品な振袖です。
着物の柄には様々な色が使われていますが、中でも桜や梅の中心が水色とオレンジ色に染められ、リズム感よく並んでいるのが印象的です。

写真のコーディネート例では、この水色とオレンジ色をうまく取り入れて、重ね衿に水色、帯揚げにオレンジ色を使っています。よく見ると重ね衿は2色使いです。このように、着物の地色（ピンク系）と異なる色（水色）の重ね衿を使う場合に、着物に近い色（桜色）をさらに重ねるのも素敵です。

いかがでしたか？　同じピンク系の振袖でも、ピンクの色味や柄の雰囲気、コーディネートによって、随分と印象が違います。見ていると何となく気分まで明るくなってくるピンクの振袖は、やっぱり素敵ですね！　普段ピンク色を着ない方にも、ぜひ知っていただきたいピンク色の振袖の魅力。小川屋では数多くの種類を取り揃えておりますので、きっとぴったりの一着が見つかると思います。