2023年11月17日
レンタル振袖体験:振袖選びからパーティ当日までを徹底レポート!【前橋小川屋】
皆さんこんにちは。青山です。
去る10月21日に、小川屋の“きものパーティ”があり、小川屋のレンタル振袖を着て出席しました✨
振袖は人生に1度しか着る機会がないと思っていたので、また振袖を着ることができてとても幸せでした。
今回は、そんな私の振袖選びの様子をレポートしていきたいと思います!
小川屋のレンタル振袖
まずはレンタルプランについてご紹介します。
小川屋の振袖レンタルプランは、振袖から帯や長襦袢、重ね衿、半衿、帯揚げ、草履、バッグ、ショールまで全てセットになっているプランです。着付けに必要な小物一式もプレゼントしているので全てお任せでOKです!
料金は、選んだお着物によって異なりますが、¥88,000(税込)〜 ご案内しております。
平均価格は25万円ぐらいとなっております。
レンタルプランについてはこちら
レンタル振袖選び
まずは、自分にあったサイズの中から好きな着物を選びます。
小川屋の振袖のサイズは、S、M、L、LLの4種類です。
Sサイズ→身長150cmぐらい
Mサイズ→身長155cmぐらい
Lサイズ→身長160cmぐらい
LLサイズ→身長165cm以上
あくまで目安にはなりますが、身長によってサイズが異なります。
実際に羽織ってみて裄丈や身幅を確認して、サイズを決めます。
※体型によってレンタルのサイズではご案内が難しい場合、オーダーメイドでお仕立てするお買い上げの振袖をご検討頂くこともできます。ただし、お時間が必要なので余裕を持ってご相談ください。
ちなみに、私は身長155cmで標準体型なのでMサイズの中から選びました。
良ければ先輩社員が書いたこちらの記事もご覧ください。
振袖を選ぶ方法① 色
振袖を選ぶ上で、やはり“何色を着るか”を1番最初に悩みました。
定番の赤もいいけど、少し大人っぽい深緑や紺も気になったので先輩達に相談してみました。誰に聞いてもみんな「赤がいいよ!」と言っていました。
大人っぽいのも素敵だけど、今回はパーティーに着ていくので、華やかな色の方がいいということ、赤は若いうちにしか着れない色だよとアドバイスを貰ったので、きものパーティには赤の振袖を着ていくことにしました。
小川屋での人気No.1もやはり赤です。
どうして赤はずっと変わらず人気なのか考えてみました。
赤というと、おめでたい色でとても華やかなイメージではないでしょうか。
古代日本からあったとされる最も古くからある色は「白」「黒」「赤」「青」の4色と言われています。赤は太陽の色や魔除けの色とされてきた歴史があり、昔から特別な色とされてきました。また赤は染めるのに手間がかかりとても高価だったことから身分の高い人たちが身に纏う色だったそうです。そのため赤は人々の憧れの色でした。
だから特別で神聖なイメージのある赤い着物は、祝い着として七五三や成人式で好まれてきたのだと思います。そして結婚して子どもができると、今度はその子どもが七五三や成人式で赤い着物を着ます。親はその主役を引き立てるように淡い色の着物を着ることが多いです。そして子育てが終わり還暦を迎えると“赤いちゃんちゃんこ”でお祝いします。このように主役となる人に“赤″が引き継がれているように思います。つまり若さの象徴であり主役の色なのだと思います。普段着ている洋服でもそうですが、鮮やかな赤はなかなか勇気のいる色だと思います。これは日本人の少し控えめな性格もあると思います。
だからこそ振袖を着るときには『迷ったら赤!』をおすすめします✨ぜひ1度着てみてください!
社長も、「この先着ることのできない色!」と仰っていました。振袖で赤を選ばないと、ほんとにこの先なかなか着る機会はないと思うのでおすすめです!!
小川屋の3階の振袖コーナーには常時500着以上もの振袖が並んでいます。
その中から気になる振袖を見つけるのはとても大変でした(笑)
何着も振袖を広げては畳むを繰り返してようやく3着まで絞りました。
振袖を選ぶ方法② デザイン
まず最初に目に入ったのは、シンプルなデザインの振袖です。
私が大好きな桜のデザインです。地紋にも桜がちりばめられています。
裏地にカラシ色が入っていてとてもオシャレなところもポイントです✨
ただ、パーティに着ていくことを考えるともう少し華やかでもいいのかな思いました。
次に気になったのは柄のたくさん入っている、先程とは真逆の振袖です。
袖の色が左右で違うところと袂の深い緑がとても気に入りました。
ただ柄が多すぎるなという印象でした。
最後は、菊や竹がデザインされた振袖です。
赤地に白がとても映えて、明るく可愛らしいところがとても心惹かれました。柄は古典柄だけど、地が赤と白の格子模様のようになっていて少しレトロモダンなところがお気に入りです。
先輩スタッフと相談しながら、柄がちょうど季節に合っていること、明るい印象がパーティに着ていくのにはピッタリだったので、私は3つ目の振袖に決めました!
振袖選びに迷ったら
振袖を選ぶときによくお嬢さんに「どうやって選んだらいいのか分からない」と言われるのですが、素直に好き!と思ったもので大丈夫です。ほんとに直感で、理由がなくてもいいんです!
またこれは好きじゃないかも、、、でもOK!
思ったことがあったらどんどん教えてくださいね!
あとは『どんなイメージにしたいか』でもいいと思います。可愛い雰囲気が好きなのか、それともかっこいい方が好きなのかでも選びやすくなります。
ぜひスタッフのおすすめなどいろいろな振袖を楽しみながら着てみて欲しいです!
振袖のトータルコーディネート
振袖が決まったら小物を選んでコーディネートを完成させます。
振袖の次に大事なのが帯です。振袖全体のイメージが大きく変わるので帯はとても重要です。帯の他にも重ね衿や帯揚げ、帯締め、草履、バッグなど決めるものはまだまだたくさんあります。
振袖の準主役・帯
帯も黒やシルバー、黄色、ピンクなどたくさんの候補の中から選びます。
最初に当ててみたのは白地にカラフルな桜が描かれた帯です。やっぱり好きな柄だと、1番に目がいくようです(笑)
振袖に合わせてみると“これ可愛い!”と思いました。
振袖の中の色と帯の色の彩度が同じぐらいで統一感があるところが気に入りました。
私の中では、ほとんどこの帯で決まっていましたが、他の色も気になったのでいくつか当ててみました。
赤×黒の組み合わせは絶対合う!と思っていたのですが、実際に当ててみたら、なんか違うかな?となりました。振袖の可愛らしい雰囲気と、選んだ黒い帯のデザインが少しクールな雰囲気だったのが違和感を感じたのかもしれません。
次に、振袖が可愛らしい印象だったので黄色やピンクの帯を合わせてみましたが少し幼すぎるような気がしました。
いろいろな帯を試してみましたが、やはり最初に気に入った帯に決めました。
振袖の印象を決める大切な小物たち:重ね衿・帯揚げ・帯締め
帯が決まったので、重ね衿や帯揚げ、帯締めを選びます。
ここは王道で行こう!とグリーンの重ね衿と帯揚げにしました。
グリーンにも濃いグリーンや明るいグリーンなどいくつか色味があります。どっちがいい?と当ててくれたのですが、この微妙な違いの印象を区別するのは難しく、分からなくなってしまったので先輩方のアドバイスを参考にしながら同じ色味のグリーンに決めました。グリーンが入ることでグッと若々しい印象になりました。
帯締めは、振袖の色に合わせて赤にしました。赤にすることで一体感があるように思います。
着物や帯を選ぶときは、自分の中でこれが好き!というのがはっきりわかったのですが、小物になるとだんだん選ぶのが難しくなりました。それでも先輩方のおすすめを聞いたりしながら選ぶことが出来ました!
選んだ振袖を着て、きものパーティへ!
いよいよきものパーティ当日。一生懸命選んだ振袖を着付けてもらいました。
成人式以来、3年ぶりに振袖を着てみて、こんなに重たかったっけ!?と思ったのと同時に、これを着たまま半日過ごせるかな、、と不安になりました。
最初は、苦しいし動きにくいなと思っていましたが、数時間過ごすと体に馴染んできてあまり気にならなくなりました。
会場に着くと、すぐにお客様から声をかけて頂いて、「かわいいね」「素敵ね」とたくさんお褒めの言葉をいただきました。振袖を着ているだけで、初対面のお客様も優しくお声をかけてくださり、お話することが出来たのでとても幸せな気持ちになりました。
振袖を着ていくことで、私自身もとてもわくわくしましたし、パーティに少しだけ華を添えることが出来たのかなと思っています。
改めて、振袖の素晴らしさを実感できる1日となりました。
ママ振袖だった私が感じた、小川屋の振袖レンタルの魅力
私はママ振袖を小物なども変えずに全てそのまま着たので、一から着物を選べるのがとても楽しかったです。
自分の好みに合わせていろいろな組み合わせを試しながら納得のいくものを選べるのがとてもいいなと思いました。
こんなにたくさんのキラキラした振袖に囲まれることは滅多にないので、とても気分が上がり、特別な時間を過ごすことができました。
私は当日の着付けやヘアメイクをしてくれる美容室を自分で探したのですが、行きつけの美容室は着付けをやっていなくてお願いすることができず、当日の予約をお願いできる美容室を探すのがとても大変でした。なのでレンタルだと前撮りから式典当日までの着付けやヘアメイクも全てお任せできるところが安心だと思いました。
レンタル振袖のおすすめポイント
最新の振袖を着て式典に出席したい方、式典には出席せずに写真だけ残したい方に、お手入れや保管の心配がないレンタルプランはとってもおすすめです。
① 色んな振袖を試せる
前述した通り、ほんとにたくさんの振袖の中から気に入ったものを選ぶことができます。最初はこの色がいい!と思っていても着てみたら違う色の方が良かった!なんてことはよくあります。実際に着てみることで自分に似合う振袖を見つけることができると思います。
② オーダーレンタルができる
オーダーレンタルの場合は、お嬢様に合ったサイズでお仕立てするので誰も着ていない新品の振袖を着ることができます。気に入ればそのまま購入することもできちゃいます!
③ コーディネートの幅が広い
帯だけでも100種類以上もあり、帯揚げや帯締めなど小物も豊富に揃えているので、可愛いからカッコイイまで、自分の好みのコーディネートをすることができます。
④ 質の高い振袖
小川屋では、レンタル用の振袖も一切妥協いたしません!全て正絹の振袖を揃えております。
⑤ 準備はお任せ
小川屋のレンタルプランは振袖や帯、草履やバッグはもちろんのこと、ショールや着付けに必要な小物も全て揃っています。
プランの中に前撮りや式典当日の着付け・ヘアメイクも全て含まれているので、安心してお任せ下さい。
⑥ 髪飾りの準備
お客様に準備して頂くのは髪飾りのみです。
髪飾りは、お嬢様の髪の長さや希望の髪型によって変わってくるので、どんな髪型にしたいかイメージしながらぜひお気に入りの髪飾りを持ってきてくださいね!
⑦ レンタルの特典
前撮りでの六切り写真2ポーズもプランのなかに含まれており、前撮りと式典当日の2回分の着付け・ヘアメイクもついているので安心です。
また、卒業式の袴レンタルを特別価格でご案内しております!
小川屋では、ご成約して頂いた振袖は、そのお嬢様の成人式(はたちのつどい)が終わるまで他のお客様にお貸し出しすることは絶対にありません。
ママ振とレンタル振袖、両方楽しむのもOK!
以前のブログでも少し紹介したのですが、私は「ママ振袖」で成人式に出席しました。
《以前のブログはこちら》
母の振袖を着ることで、母や祖母がとても喜んでくれたので嬉しかったのですが、違う振袖も着てみたいなと思っていました。
小川屋では、自分が気に入った振袖をレンタルして、前撮りのときにママ振袖とレンタル振袖の両方で写真を撮ることもできるんです!
2着分それぞれに着付け代などの費用と、時間が必要ではありますが、小川屋の中に、美容室や着付け室、写真館など全て完備しているからこそできることだと思います。
毎年3〜4組ほど2着着て撮影される方がいらっしゃいます。
私が成人式のときにこの裏技を知っていたら、絶対そうしていたと思います!(笑)
もし、ママ振袖があるけど他の振袖も着てみたいと思っている方がいたら、予約状況にもよるのでぜひ早めにご相談ください!
その他おすすめの記事はこちらです↓ ↓ ↓
https://kimono-ogawaya.co.jp/blog/furisode/19808/
https://kimono-ogawaya.co.jp/blog/furisode-info/13247/
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小川屋は創業148年、群馬県前橋市の中央通りにある着物専門店です。
成人式の振袖や帯、和装小物も豊富に取り揃えております。
人生で1度きりの大切な記念日を素敵な日にするべく全力でお手伝い致します!
どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせ下さい。心よりお待ちしております。
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