2021年10月20日

トレンドのシンプルな振袖はどう着こなす？

だんだん秋も深まって来ました。
前橋市や高崎市には紅葉の美しい日本庭園があるので、ぜひ着物でお出かけしてみてくださいね！
さて、今回は、流行中の「色無地振袖」や「柄少なめの振袖」など、シンプルな振袖のコーディネートについてお伝えいたします。
帯や小物の合わせ方で印象が変わりますので、ぜひお好みのスタイルを見つけてみてください。

流行の「シンプル系」振袖とは？

振袖といえば、総柄の華やかなデザインが定番ですが、去年あたりから色無地の振袖や柄少なめのシンプルな振袖が人気を集めています。

色無地の振袖

究極のシンプル系振袖は、柄が描かれていない「色無地」の振袖です。赤や青など鮮やかな色の振袖から、若草色やエンジ色など和の色が美しい振袖、くすみカラー（ニュアンスカラー）の振袖など、様々な色があります。
生地に織り模様が入っている振袖も多く、幾何学模様や、花の模様、吉祥文様などが光の加減で浮き出ておしゃれです。

柄少なめの振袖

完全に無地ではなく、胸元や裾、袖などに柄のついている振袖もあります。シンプルなだけに、それぞれの柄がよく目立ちます。
地の色が単色ではなく、二色に染め分けられている振袖もあります。コントラストのある配色ならモダンな印象に、同系色のグラデーションのような配色なら優しい印象になりそうです。

帯合わせや小物づかいで違う印象に

同系色の「ワントーン」コーデですっきりと

シンプル系の振袖は、合わせる帯や小物によって、着こなしの印象が変わります。最近では、柄がほとんどないシンプルな帯を合わせるコーディネートも人気です。
振袖の色と帯の色を同系色にすると、すっきりとした「ワントーン」コーデになります。
ワントーンコーデは、色によっても印象が変わります。白系のワントーンコーデなら、清楚で透明感のある着こなしになります。濃いめの色でまとめたワントーンコーデなら、大人っぽくクールな印象になりそうです。人気のくすみカラーでまとめるのもおしゃれですね！
ワントーンコーデといっても、すべてのアイテムを完全に同色にすると、全体がぼやけた印象になってしまいます。色数を抑えつつ、小物類に相性の良い別色を添えるとより一層おしゃれなコーディネートになりますよ！
また、ワントーンでなくても、無地調の振袖にシンプルな帯を合わせると、全体としてすっきりとした着こなしになります。

お気に入りの帯や小物をアクセントに

振袖のシンプルさを生かして、帯や小物類を目立たせたコーディネートにすることもできます。
シンプルな無地調の振袖に合わせて、吉祥文様などが織り出された上質な袋帯をコーディネートの中心にするのもおすすめです。上品でクラッシックな装いでありながら、トレンド感もある着こなしになりそうですね！
また、モダンなデザインの帯や、挿し色になる小物類を合わせれば、メリハリのあるコーディネートになります。
市松模様やストライプ柄など、コーディネートのスパイスになりそうな小物類を使ってみるのもおすすめです。
小川屋では、シンプル系の振袖にもよく合う、上質な袋帯やおしゃれな小物類を多数取り揃えております。コーディネートについてもお気軽にご相談くださいませ。

お客様フォトギャラリーからご紹介

小川屋で成人式の前撮りをされたお客様のお写真から、シンプル系の振袖コーデをご紹介します。
お客様フォトギャラリー | 群馬県前橋市の振袖専門店【小川屋】

深みのある赤系の振袖にふんわりカラーの帯が素敵

ボルドー系の地色に、木目のような地模様が美しい振袖です。大きな市松柄に染め分けられたデザインがとてもおしゃれです。大きめの花もようも愛らしいですね！
ふんわりカラーの帯は、優しく上品な印象です。帯の色に近いクリーム色の帯揚げに、着物と同系色の帯締めを合わせ、すっきりとした印象のコーディネートになっていますね！

マスタードカラーの振袖に黒地の帯がおしゃれ！

個性的なマスタードカラーの振袖は、裾が黒く染められた和モダンな印象のデザインです。黒地の帯を合わせて、メリハリのあるシックなコーディネートになっています。日本髪風にまとめた黒髪にもよく映えています。
帯揚げと重ね襟の赤がしっかりアクセントカラーになっていて、とてもおしゃれな着こなしになっていますね！

以上、お客様フォトギャラリーからすてきな着こなしをご紹介いたしました。
他にも「無地系振袖の魅力」についてまとめた記事がございますので、
ぜひご覧くださいませ。