【振袖一式とは?】振袖を着るためにはどうしてたくさんのアイテムが必要なの? | 【小川屋】振袖レンタル・購入・成人式前撮り-群馬県前橋市・高崎市
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2022年2月4日



【振袖一式とは?】振袖を着るためにはどうしてたくさんのアイテムが必要なの?

こんにちは!
群馬県前橋市にある振袖専門店・小川屋スタッフの斎藤です。

 

2月になりましたので、立春を過ぎれば暦の上では「春」ですね!
実際は一年で一番寒い時期ですが、梅の花も咲きはじめ、少しずつ春が近づいているのを感じます。

 

2月~3月は店頭に並ぶ振袖が1年で最も充実している時期です。
2023年・2024年に「二十歳」を迎えられるお嬢様は、ぜひ小川屋に振袖を見に来てくださいね!

 

振袖のご購入レンタルプランには、セット内容として着付け小物類も含まれています。

アイテムがたくさんあって、用途がわからないとちょっと不安ですよね。

 

今回は、振袖セットに含まれているアイテムについて詳しくご紹介します。

 

 

「振袖一式」には何が含まれているの?

小川屋の振袖ご購入プランは、「30点フルセット」という内容になっています。

 

  • 振袖・袋帯・長襦袢のお仕立て代、裏地など
  • 着付け・和装小物一式

 

浴衣とは異なり、振袖など着物の下には必ず襦袢を着ます。
長襦袢の襟には「半襟」を縫い付けます。

 

長襦袢は見た目は着物のようですが洋服で言うと下着の分類です。
袖口や裾からちらりと見えることはありますが、
表に見えるものではないアイテムになります。

 

これ以外の「小物一式」は、大きく分けると「着付け用の小物類」と、
草履・バッグ・ショールなどの「和装小物類」が含まれます。

 

>>振袖ご購入プラン

 

着付け小物を徹底解説!

本格的な着付けが初めての方にとっては、使い方がわかりにくいアイテムがたくさんありますよね。

 

不要な物まで含まれているのでは…と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、
そんなことはないのでご安心ください。

 

どれも、振袖の美しい着姿に必要となる大切なアイテムです。

 

 

帯揚げ・帯締め

帯揚げは「帯枕」を隠すため、帯締めは袋帯を固定するために必要な「着付け小物」ですが、
どちらも振袖のおしゃれに欠かせない「和装小物」でもあります。

 

 

半襟・重ね襟

襟元のおしゃれのためのアイテムです。

 

半襟は必ず使用します。重ね襟は必須ではありませんが、
振袖のような華やかな礼装には、やはり重ね襟があったほうが素敵です!

 

 

肌襦袢・裾除け

長襦袢の下に着る「肌着」です。

長襦袢も「下着」という位置づけですが、気軽にお洗濯はできません。

コットン生地の肌着を着ることで、余分な汗を吸ってくれます。

また、保温性も高まります。着物スリップなどでも代用は可能です。

 

 

衿芯

長襦袢の襟に差し込んで使用します。

「衣紋(えもん)」の形を美しく整えるために必要です。

衿芯が入っていないと、襟の形が曲がったり崩れたりしやすくなります。

 

 

補正パッド

着物を美しく着るには、「こけし」のような寸胴体型が理想とされます。

実際の女性の身体には凹凸がありますので、落差を少なくするために体型を補正します。

 

必要に応じて、さらし、タオル、ガーゼ、脱脂綿などを使用しますが、
一体型になった「補正パッド」を使うと、手早く綺麗に補正ができて便利です。

 

 

きものベルト

ゴムの両端にクリップがついている着付け用アイテムです。

襟元が開いてこないように、左右の襟を留めておきます。

 

 

腰ひも(3本)

女性の着物の着付けでは、着物の上前(左側)と下前(右側)を合わせ、
腰骨の高さで腰ひもを結びます。

余った部分がおはしょりになります。

 

おはしょりや胸元を整えるために、さらに腰ひもを使う場合があります。

必ず3本使用するわけではありませんが、予備として3本程度用意します。

 

 

伊達締め

薄くて細い帯のような形をしています。

着付け方法にもよりますが、長襦袢と振袖にそれぞれ使用するのが一般的です。

胸元のシワをとったり、おはしょりの形を整えたりするのに必要です。

 

 

 

帯枕

袋帯や名古屋帯の着付けでは、
帯の後ろ側をふっくらさせるために「帯枕」を使います。

 

振袖の美しい帯結びの土台にもなる大切なアイテムです。

 

 

帯板

帯を結んだ時に、前帯にシワが寄らないように、
身体に巻きつけた帯の間に挟んで使います。

 

帯板を入れると、お腹周りがしっかり固定されて安心感がありますよ!

 

 

三重ひも

一般的には「仮紐」と呼ばれるアイテムです。

真ん中が3重のゴムになっています。

パッと見では用途が想像しにくいアイテムですが、
振袖の帯結びでは特に重要です。

 

帯を結ぶ時には、前帯を巻いて三重ひも(仮紐)で固定してから、
後ろ側の「タレ」の形を整えて帯締めを結びます。

 

通常の「お太鼓結び」の場合は、帯締めを結んだら「仮紐」を取ります。

 

一方、振袖の変わり結びの場合には、
3重になった部分に「タレ」を挟み込んで「羽根」を形づくり、様々なアレンジ結びをします。

 

 

 

いかがでしたか?

 

たくさんあってわかりにくい「着付け小物」ですが、
どれも振袖の素敵な着こなしに欠かすことができません。

 

しっかり着付けをすると、着崩れもしにくくなります。

 

二十歳の晴れの日は、美しい着こなしで気持ちも晴れやかに、
お友達やご家族と素敵な記念写真を撮ってくださいね!

 

関連記事:
振袖のキホン 
振袖の着付けってどんな流れ? 
【2024年成人式】振袖プランはどう選ぶ? 

 

 

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