振袖の着付けってどんな流れ? | 【小川屋】振袖レンタル・購入・成人式前撮り-群馬県前橋市・高崎市
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2020年10月6日



振袖の着付けってどんな流れ?

こんにちは! 小川屋スタッフの斎藤です。

 

10月に入り、2020年も残すところ3か月ほどになりました。
新型コロナウィルスの影響で、今年はいつもと違う春と夏が過ぎて行きました。
このところ、少しずつではありますが日常が戻ってきている感じもします。

 

そして、小川屋の10月は、145周年記念の大創業祭月間です。
目玉商品をたくさんご用意しておりますので、ぜひご来店くださいませ。

 

さて、今回のテーマは「振袖の着付け」についてです。着物の着付けの中でも、
晴れの日に着る振袖の着付けは特別なものです。
着付け当日はいったいどんな様子になるのか、
さらに、美しい着付けや苦しくない着付けのヒントについて、詳しく解説します!

 

 

振袖の着付け手順

 

成人式の振袖の着付け

 

着付けの前に、まずヘアメイクを行います。振袖の着付けには40分ほどかかりますので、
着付けが始まる前にトイレなどを済ませておきましょう。

 

大まかな振袖の着付け手順は、以下の通りです。

 

①肌襦袢と裾除けを着る(和装スリップで代用する場合も)
洋服用のブラジャーではなく、スポーツブラや和装ブラの上に着ます。

 

②体型の補整をする
タオルや綿、補整パッドなどを使って、凹凸が少なくなるよう体型を整えます。

 

③長襦袢を着る
長襦袢に袖を通し、襟の抜き方・合わせ方を調整してから、しわのないように整え、伊達締めをしめます。

 

④振袖を着る
長襦袢のたもとを持って、振袖に袖を通します。長襦袢の襟の上に、振袖の襟を合わせます。
裾のラインを決めて左右の前裾を合わせ、腰紐を結びます。襟元、胸元、背中などを整え、きれいに「おはしょり」を作って、伊達締めをしめます。

 

⑤帯を結ぶ
半分に折った前帯を体に巻き付け、仮紐で固定します。帯枕と帯揚げをつけます。
帯の後ろ側を華やかな飾り結びにして、帯締めを締めます。帯揚げをきれいに整えます。

 

 

振袖を美しく着るために

適切な「補整」で、美しく着て着崩れを防ぐ

着物を美しく着るためには、凹凸の少ない「こけしのような寸胴体型」が良いという噂を耳にしたことはありませんか?
「こけし」というのは、さすがに言いすぎですが、バスト・ヒップとウェストなどのくびれの間の落差を少なくすると、美しい着姿になります。
このように凹凸の少ない体型にすることを、「補整」と呼びます。

 

「もともと凹凸の少ない体型だから……」、「痩せているから……」など、一見必要ないように思える方でも、
「こけし」のような方はいませんので、補整は必要です。

 

具体的には、肩下のくぼみ、みぞおち、ヒップの上、ウェスト回りなどに、
必要に応じてタオル、綿、補整パッドなどを入れ、凹凸をなくすように整えます。
さらに、体型の補整には、美しい着姿にするだけでなく、「着崩れしにくくする」という効果もあります。

 

襟の抜き方・合わせ方が重要!

美しい着姿のポイントになるのが、襟の抜き方と合わせ方です。
女性の着物は、襟の後ろ側を下げて着ます(「衣紋(えもん)を抜く」または「襟を抜く」と言います)。

襟の抜き方は、着物の種類によってある程度決まっています。
振袖など礼装の場合は、普段着の着物よりしっかり襟を抜きますが(こぶし1個半分が目安)、
抜きすぎると、色っぽくなりすぎてしまうので注意が必要です。

 

振袖の部位

 

また、未婚女性の第一礼装である振袖では、長襦袢の襟を鎖骨のくぼみのあたりでしっかり合わせ、
襟元を開けすぎないよう品よく着付けます。振袖の襟は、豪華な刺繍半襟や重ね襟を見せるように合わせますが、やはり開けすぎに注意します。

 

以上のように、振袖を美しく着るためには、体型に合わせた補整や、
襟の抜き加減、襟元の合わせ方などに、高い着付け技術と細かな配慮が必要です。

 

 

苦しくない着付けの方法は?

 

前撮りや成人式の当日に、晴れやかな笑顔で楽しい時間が過ごせるようにするには、「苦しくない着付け」も重要です。

 

着付け中に、緊張のあまり息を止めて身体が固くなっていると、着付け後も苦しい姿勢になってしまいます。
背筋を自然に伸ばして、リラックスした状態で着付けに臨みましょう。

 

このほか、「苦しくない着付け」には、以下のポイントが重要です。
●腰紐を腰骨の位置で結び、お腹が苦しくならないようにする。
●着付け小物の結び目や金具が当たって痛くないように気を付ける。
●紐や帯を締めつけすぎないようにする。

 

プロの着付け師は、常にこのような点に配慮しながら着付けを行っていますが、
着心地は、ご本人にしかわからない感覚的なものです。着物は苦しいものだと思わず、
もしも痛い・苦しいところがある場合は、遠慮せずに着付けスタッフに伝えるようにしてください。

 

 

いかがでしたか? 振袖の着付け当日の流れを、具体的にイメージしていただけましたでしょうか。
大切な晴れの日の振袖は、素敵に着こなしたいですね。

小川屋では、経験豊富なプロの着付け師が、しっかりと着付けを行いますので、安心しておまかせください。

 

 

振袖選びや成人式前撮りのご相談に、ぜひ《小川屋》にお気軽にご来店ください。
小川屋ではウェブフォームでの「ご来店予約」を受け付けております。
24時間お申し込み可能です。
ご予約いただいたお客様はお待たせすることなくスムーズにご案内させていただきます。

 

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成人式の振袖選びは、群馬県前橋市の小川屋にお気軽にご相談ください。
ご来店の際には、ウェブフォームから「ご来店予約」をいただくとスムーズです。
24時間受付しておりますので、ご都合の良いときにお申し込みください。

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★小川屋は店内が広いため、充分なソーシャルディスタンスを保って振袖をご覧いただけます。
ご予約されていない場合でも、お近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りください。

 

 

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創業145年 老舗の着物・振袖専門店「小川屋」は、

前橋市、高崎市、伊勢崎市、渋川市、玉村町からたくさんのお客様にお越しいただいております。

成人式の振袖や前撮り撮影の実績多数。

着物の素晴らしさ、日本の伝統文化をお伝えすることを使命として

これからも皆様に楽しんでいただける店づくりをしてまいります。

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