2018年6月15日
帰還しました
こんにちは。五代目です!
昨日は、朝から鹿児島市内にある
本場大島紬織物協同組合さんに
お伺いしまして、理事長さんから
お話を聞かせていただきました!
1,300年以上の歴史がある
大島紬には、正直に真面目に
コツコツとやってきたからこそ
受け継がれ、今がある。
だが、その歴史や伝統をただ守る、
という事だけではなくて
現状の課題をきちっと認識して
この中で理想をしっかりと持ち
将来に向けて様々な取組をされており
厳しい生産状況ではありますが
こちらが勇気をもらえるほど前向きで
本当によい勉強になりました!
組合として、正直さと真面目さを、
象徴しているのが検査です。
大島紬には32工程ありますので
正直に真面目にという事は
その全てを検査するという事です。
織りあがった反物は一反ずつ
念入りに検査されていきます。
まずは、何の染料を使用したかの
成分検査をしています!
そして、一反ずつ機械で送りながら
織りムラ、織りキズなど丁寧に
何度もチェックしていきます。
合格に理由は押されませんが
不合格には、ズラリと下に並んだ
様々な不適合理由のどれかが
押されてしまうのです。。。
不合格となりますと半年間かけて
織りあがった大島紬は、
そのかかった歳月に見合う価値が
なくなってしまうのです。。
厳しい検査があるからこその
良い物が生産される。
その通りなんですが、
職人の世界は厳しいですね。
本当に頭が下がります。
その後は、西郷どんゆかりの地を
本場大島紬クイーンの方が紹介する
誌面の撮影へと行きました!
取材中、大島紬クイーンさんが
観光案内をついでにしてくれ
楽しい取材となりました(笑)
大河ドラマ館で愛加那さんに
壁ドンならぬ海パネルドンです(笑)
帰宅は12時過ぎまして
大分へばってしまいましたが
今回も沢山の勉強も出来て
実りある出張となりました!