2022年5月20日
結婚式に振袖で出席したい!成人式の振袖との違いは?
こんにちは!
群馬県前橋市にある振袖専門店・小川屋スタッフの斎藤です。
もうすぐ6月ですね!
6月といえば、裏地のついていない「ひとえ着物」に衣替えする季節です。
最近は、5月中でも、裏地のついた「袷(あわせ)着物」では暑く感じる日が多く、ちょっとフライング気味に「ひとえ着物」を着たりしています。
ヨーロッパでは「ジューンブライド(6月の花嫁)」という言葉もありますね!
日本と異なり、ヨーロッパの6月は雨の少ない過ごしやすい季節だそうです。
日本ではちょうど梅雨入りの時期なので、結婚式のお呼ばれは少ないかもしれませんね。
さて、今回のテーマは、結婚式にゲストとして出席する時の「振袖」です。
成人式の振袖との違いなどについてもお伝えいたします。
結婚式ゲストの装いは「振袖」もおすすめ!
もうすぐ「二十歳」を迎えられるお嬢様は、今後、お友達や同僚の結婚式にゲストとして出席する機会も増えることでしょう。
パーティードレスなどでおしゃれするのも楽しいですが、振袖姿で出席するのもおすすめです!
実際のところ、地域差もあると思いますが、振袖姿のゲストはあまり多くはないかもしれません。
といっても、「振袖だと目立ちすぎるのでは?」と心配する必要はありません。
振袖は「未婚女性の第一礼装」というフォーマルな装いですので、結婚式という「晴れの日」のお呼ばれに最適です。
振袖姿のゲストが出席していると、結婚式や披露宴の場がいっそう華やぐので、新郎・新婦をはじめホスト側の親族にもとても喜ばれますよ!
振袖は着付けなどの準備が必要だということを、誰もが承知しています。
「わざわざ振袖を着て出席してくれた!」と、新郎・新婦にとっても嬉しいことですので、精一杯の祝福の気持ちを伝えることができます。
私自身(スタッフ斎藤)も、友人や親戚の結婚式に何度か振袖で出席したことがあります。
なかでも一番仲の良かった友人は、新郎の地元で結婚式を挙げることになり、新幹線に乗って駆け付けました。
学生時代のアルバムを見ていたら、卒業式の振袖と袴を一緒に選んだ思い出がよみがえり、どうしても振袖姿で出席したいと思いました。
友人は、まさか私が振袖姿で現れるとは思っていなかったそうで、とてもびっくりして泣いて喜んでくれました。
結婚式の振袖と成人式の振袖の違いは?
振袖は「未婚女性の第一礼装」という格式の高い装いですが、近年、成人式の振袖はコーディネートの自由度がかなり高くなっています。
成人式は「二十歳」の新成人のためのお祝いであり、フォーマルな場というよりは、同世代で楽しむイベントという感覚が強くなっているようです。
若い人が「自分らしさ」を発揮できるのは、とても喜ばしいことです。
あまり堅苦しく考えず、好きな振袖を自由にスタイリングして、「二十歳」の記念日を楽しんでください。
ネイルやメイクにこだわったり、ブーツやベレー帽を合わせてみたり、個性的なスタイリングもとてもおしゃれですよね!
一方で、結婚式にゲストとして出席する場合の振袖は、「礼装」としてのマナーを意識した着こなしが大切です。
結婚式の主役は新郎・新婦です。ホスト側のご親族や他の列席者にも配慮して、フォーマルシーンにふさわしい装いを心がけましょう。
・上品なデザインの振袖を選ぶ
必ずしも「古典柄」である必要はありませんが、あまり派手な印象の振袖よりは、結婚式のゲストらしい落ち着いたデザインの振袖を選ぶとよさそうです。
・ネイルやアクセサリーは控え目に
留袖や振袖などの「礼装」のときには、結婚指輪と髪飾り以外のアクセサリーをつけないのが基本です。
最近では、着物姿に小さめのピアスなどを合わせる方も多いですが、礼装の場合はつけない方が無難です。
つける場合は、なるべく控え目な物を選びましょう。
ネイルはピンクやベージュ系のカラーなど、派手すぎないデザインにすれば大丈夫です。
・個性的なスタイリングは避けて
ブーツやパンプス、ベレー帽やレースの手袋など、個性派のアイテムは、結婚式の振袖には不向きです。
礼装らしい品格のある振袖コーディネートにしましょう!
・白地の振袖もOKです
洋装の場合には、花嫁さんとかぶらないように「白」のパーティードレスなどを避ける必要があります。
和装のマナーとしては、白地の振袖で結婚式に出席してもまったく問題ありません。
白地の振袖のせいで、花嫁さんより目立ってしまうということもありません。
ただし、最近流行しているシンプル系の振袖やワントーンコーデで、「白無垢」のようなイメージになるのは避けたほうがいいかもしれませんね。
いかがでしたか?
振袖は「特別な日」の装いですので、着用できる機会は限られています。
振袖がお手元にある方は、結婚式のお呼ばれの時にぜひお召しになってください!
小川屋でご購入された振袖は、成人式以外にも無料で着付けをいたします(事前のご予約が必要です)。
もちろん、結婚式用に振袖をレンタルすることもできますので、ぜひご利用くださいませ。
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