2022年3月11日

「モダン」柄の振袖ってどんな柄？

こんにちは！
群馬県前橋市にある振袖専門店・小川屋スタッフの斎藤です。

3月といえば、全国的に卒業式シーズンですね。
大学や専門学校などの卒業式では、袴姿がすっかり定番となりました。

「袴」スタイルは学生さんらしいアクティブな印象で、
振袖姿ともまた違ったおしゃれが楽しめます。

小川屋でも卒業袴のレンタル（卒業袴プラン）を行っております。

小川屋で振袖をご購入された方は、袴のレンタル・着付けが無料になります。

振袖レンタルをご利用される方にも割引特典がありますので、
ぜひチェックしてみてくださいね！

さて、今回のテーマは「モダン柄」の振袖です。

モダン柄といっても様々ですが、2023年・2024年成人式に向けて、
モダン柄振袖の最新情報についてもお伝えいたします！

振袖の「モダン柄」と「古典柄」とは？

振袖のデザインを大きく分けると、伝統的なデザインの「古典柄」と、それ以外の「モダン柄」があります。
「古典柄」の振袖には、昔から着物に描かれてきたモチーフが使われます。

菊、桜、梅、牡丹、藤、松、竹など日本に昔からある花や植物
檜扇（ひおうぎ）、御簾（みす）、御所車、貝桶、鞠など優雅な道具類
七宝、花菱、青海波（せいがいは）などの「吉祥文様」

また、王道の「赤」や「ピンク」など、晴れの日らしい鮮やかな地色に、華やかな総柄のデザインが多いのも特徴です。
「古典柄」の振袖にも、毎年新作が登場しています。現代的な感性を採り入れた振袖は「新古典柄」などと呼ばれる場合もあります。
上品で格調高い「古典柄」の振袖は、年月を経ても古びない魅力がありますね！

一方、「モダン柄」の振袖は、古典柄には描かれないような、現代的なモチーフや色づかいが特徴です。
「モダン（modern）」という言葉は、「現代風」という意味です。

百合、薔薇、チューリップなどの洋花模様
ストライプや市松模様などの現代的なデザイン
現代風の色づかい

洋花を大胆にあしらった振袖や、モード系の振袖、ポップなデザインの振袖など、様々な「モダン柄」振袖があります。
なお、着物の歴史の中では、大正時代に斬新なデザインがたくさん登場したことから、「大正ロマン風」の振袖などを「レトロモダン」と呼ぶ場合もあります。
ちょっと複雑ですが、古さと新しさが混在した独特なデザインということになります。
「レトロ」柄に現代的なテイストを追加した「レトロ・ポップ」な振袖も根強い人気があります。