2018年8月8日
貴重な物
こんにちは!五代目です!
昨日から京都にて組合のお仕事です!
朝から理事会、そして定例会と
ほぼ、1日打ち合わせでした。。
そんな中、空いた時間を利用して
きもの情報誌の取材に行きました!
大野國染工場さんへとお邪魔して
伊勢型紙を使用した小紋染めの
取材をしてまいりました!
いきなり貴重な型紙が登場します!
人間国宝の型紙です!!
何度も型紙を見ていますが
毎度、この細かさにため息が出ます。。
夏場は暑いので朝早くに始めて
昼からは染めはやらないのですが
一番暑い15時頃、灼熱の中ですが
職人技のオンパレードでした!
まず、板場に糊を置いていきます。
そして、白生地をピタッと張り
そして型紙を十分に濡らします。
乾燥していると破れやすいのです。
そして型紙をセットします。
ここで凄いのは、型紙を固定し
柄を合わせやすくするために
キリみたいな物で目打ちをするのが
普通なのですが、型紙を保護する為に
目打ちを使いません!!
これは本当に凄い事なんです!
そして、型紙に糊を置いてきます!
目打ちをせずに型紙を送れる凄さ!
本当に凄すぎて鳥肌立ちます。。
型紙にも微妙なズレがあったり
型彫り職人さんのクセがあるそうで
それを見極めると柄合わせが
出来るとおっしゃるのですが
ズレなんて何処にも見当たりません。。
日本の職人て本当に凄いです!
また着物の奥深さを感じて
また着物が好きになりました!
最後に、先生に型紙を頂きました!
貴重な江戸時代の型紙なんですが
幅が狭いので使わないとの事で
特別に分けてもらいました!!
家宝にしたいと思います!!
今日はこれから、従業員と合流して
産地研修会をやります!!
気合いを入れて頑張ってまいります!