2024年9月2日
成人式の着物って何が必要なの?写真で分かるチェックリスト①
みなさんこんにちは、青山です。
なんと!ホームページがリニューアルされました🎉
新しくなった小川屋のホームページはいかがでしょうか?
全体的に優しい色味で統一し、すっきりとしたデザインにこだわりました。
これから、振袖のギャラリーページなどもどんどん写真をアップしていく予定なのでぜひチェックしてみてください👀
今回は気持ちを新たに、振袖の基本をおさらいしながら小川屋にある着物や小物などをご紹介しようと思います!
着すがたパーツ
まずは振袖を着る際に必ず必要なものをご紹介していきます。
①振袖(ふりそで)
はたちのお祝いの際に女性が着用するのは振袖です。
振袖とは、袖の長い着物のことで、未婚女性の第一礼装とされおり最も格式の高い着物です。
はたちのつどい(成人式)だけではなく、結婚式列席や結納、パーティーなどにも着用することができます。
振袖は着物の中でも刺繍や箔が施されたりと豪華で華やかなデザインが特徴的です。
色や柄にも意味があるので、お気に入りの柄を探して選ぶのもいいかもしれません。
小川屋では常時500着以上の振袖をご用意しておりますので、きっとお気に入りの1着がみつかるはずです!
②帯(おび)
振袖のコーディネートの中でも重要な役割を持つのが帯です。
振袖に合わせる帯は袋帯(ふくろおび)が一般的で、幅約31㎝・長さ約4m30㎝で仕立てられています。
帯の色や結び方で印象は大きく変わります。
最近の振袖の帯結びは、立体的で豪華になっておりさまざまなアレンジで楽しむことができます。それに合わせて帯も昔より長くなってきています。
帯にもいろいろなデザインがあり、王道の古典柄は変わらず1番人気ですが、レース素材をあしらったものや幾何学模様などさまざまです。
③襦袢(じゅばん)
襦袢とは、着物の下に着るインナーです。着物を汗から守ったり着崩れを防ぐ役割があります。
特に振袖は袖が長いので、歩く際に袂(たもと)からチラリと覗きます。なので色にもこだわるとさらにおしゃれを楽しむことができます。
振袖用の襦袢は上の写真のようにピンク色のものが多いのですが、赤や紫など鮮やかな色のものもあります。振袖の雰囲気に合わせて選ぶのがオススメです!
また袖の長さは、振袖に合わせて袖の長いものを着用します。
短すぎたり長すぎたりすると、綺麗に着ることができません。
④半襟(はんえり)
半衿とは、襦袢につける衿のことで着用時にはお顔の一番近くにくる部分です。
半衿次第でガラリと印象が変わり顔写りも変わってくるので、とても重要なアイテムといえます。
王道の刺繍半衿は、白地にゴールドやシルバーの刺繍の入ったものがベーシックですが黒地や赤地など色付きのものもとても人気です。
桜や梅のような花の刺繍や古典柄の刺繍は定番です!また、ドット柄や市松柄のプリント柄は個性的な着こなしをしたい方におすすめです☆
ストーンやレースを使った現代風な半衿もより華やかな印象になるので振袖にはピッタリです。
⑤重ね衿(かさねえり)
重ね衿とは、伊達衿(だてえり)とも言いますが、着物がニ枚重なっているように見せるためのアイテムです。
上の写真では、グリーン・ホワイト・ゴールドの3色使いの重ね衿を使用しており、より豪華な印象になります。
「祝い事・慶び事がますます重なるように」という願いが込められ、振袖などのフォーマルな着物を着用するときには必要なアイテムです。
重ね衿はコーディネートのポイントとしての意味合いも強く、色や装飾のバリエーションも豊富です。
小川屋で一番人気があるのは2色使いの重ね衿です。メインカラー+ゴールドラインのタイプはどんな振袖にも合うこと間違いなしです!
また、パールやラインストーン、ベロアなどの異素材系の重ね衿もございます。
⑥帯締め(おびじめ)
帯締めとは帯の中心にくる紐のことで、締めた帯が緩まないようにする役割があります。
体の中央を飾る帯締めはとても目立つパーツなので色や結び方のアレンジによって、与える印象も変わってきます。
小川屋で最も人気なのはパールの飾りがついた豪華な帯締めです。きゅるンとした飾りが目を惹きます。
つまみ細工やとんぼ玉の飾りがついたタイプのものや、平組(ひらぐみ)といって平に組まれたシンプルなタイプなどバリエーションもさまざまです。
毎年新しいデザインやパーツを使ったものが出てくるので、重ね衿や帯揚げに比べて流行に敏感なアイテムともいえると思います。
⑦帯揚げ(おびあげ)
帯揚げとは、帯の上に巻かれている布のことで、帯結びの際に使用する紐を隠したり、帯の形をより綺麗に見せてくれる役割があります。
また、コーディネートのアクセントにもなるのでより華やかな印象に仕上げてくれます。
振袖の際に多く用いられるのは、総絞りの帯揚げです。ふんわりとしたボリュームのある生地なので、豪華な振袖に劣ることなく“華やかさ”を演出します。
最近では、ちりめん生地や刺繍、箔などが施されたタイプのものや、一色だけでなくグラデーションのようにいくつかの色が組み合わされているものもあります。
⑧草履(ぞうり)・バッグセット
振袖は着物の中でも格式が高い「第一礼装」に分類されるので、草履もフォーマルのものを選ぶ必要があります。
台の高さは5㎝以上で光沢のあるエナメル製のものがおすすめです。
草履のサイズは少し小さくてもOKです。靴とは異なり、かかとが1㎝ほどはみ出すように履くのが一番美しいとされています。
草履とバッグがセットになっていると全体の統一感が出るので、小川屋ではセットのタイプのものをご用意しております。
帯地を使った華やかなものや長く使用できるオーソドックスなゴールドのものなど色や柄に加えて、バッグは丸みのある可愛らしいものや四角く洗練された印象のものなどさまざまなので、振袖の雰囲気に合わせて選ぶのがおすすめです。
また、最近の草履は上の写真のように3層になっているものも多く、厚底なのでスラっとした印象を与えることができます。
また、ママ振を検討している方は事前に草履が劣化していないか確認しておくのがおすすめです。
ぱっと見きれいでも、実際に履いてみると表面の塗料がパラパラと剥がれてきてしまったり、接着剤が滲んでしまいベタベタしてしまっていることがあるからです。
前撮りなどで使用する前に、一度試し履きをしてチェックしておきましょう。
⑨ショール
振袖にふわふわのショールは定番ですが、これは寒さをやわらげるための防寒具の役割があります。式典が行われるのは一月のとても寒い時期なので重要なアイテムだといえるでしょう。
定番は白くて軽いふわふわの水鳥のショールです。とても軽く柔らかな質感が特徴です。小川屋のレンタルの場合も水鳥のショールを使用しています。
その他にも、キツネの毛皮を使ったフォックスのショールはボリューム感があるのでゴージャスで重厚感がありますし、ピンクや黒のショール・レースのついたショールは目立つこと間違いなしです!
⑩髪飾り
振袖が決まったら、振袖の雰囲気にあわせて髪飾りも用意しましょう。
ヘアスタイルは流行があるので、前撮りの直前にやりたいヘアスタイルにあわせて選ぶのがおすすめです。
最近では、水引や金箔をしようした豪華なタイプが人気です。
またチュールやリボンを使ったものも増えてきたように思います。
小川屋では9月から前撮りが始まるので、8月中頃には最新の髪飾りがたくさん店頭に並びます。
前撮りの前に、ぜひ一度ご来店くださいませ。
楽しみながら振袖選びをしよう!
今回は振袖を着た時に見えるパーツについてご紹介しました。
どれもなくてはならないアイテムです。
それぞれに意味があり、また小物ひとつで印象を変えることができます。それが振袖の面白いところです。
コーディネートの組み合わせは無限にあるので、お嬢さまの好みに合わせてどんな雰囲気にもコーディネートできちゃいます。
ぜひ、なりたいイメージを膨らませながら振袖選びを楽しんで欲しいです。
次回は、振袖の着付けをする際に必要な道具についてまとめてご紹介します!こちらも合わせてチェックしてみてください😊
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