男の子の七五三はいつ?3歳でのお祝いについて【群馬県前橋市|小川屋写真館】

七五三

こんにちは!前橋市中央通りにありますスタジオ桑町 小川屋写真館の前野です。
皆様、先週のゴールデンウィークはいかがでしたか?長い方は9連休。さらに今年は行動制限なし! ということで、テレビを見ていると沢山の方が旅行や帰省をされていたようですね。
小川屋はゴールデンウィークも通常営業でしたので実感が湧きませんが、まちなかは人通りもあり賑やかでした!
通りを歩く人を見ていると、マスクを外している方もちらほらお見掛けしました。アフターコロナの時代の幕開けを感じ、なんだか嬉しい気持ちになりました。

そんな中、小川屋写真館では毎日七五三の撮影を行っていました。家族総出で着物や撮影用ドレスを見にいらっしゃるお客様も多かったですね。
今年中の七五三の前撮りも、続々とご予約が埋まってきています。9月以降での祝着レンタルや撮影がご希望のお客様、ご予約はお早めに!
これから日差しが強くなる季節なので、日焼けが心配な方は今の時期に撮影を行うのがおすすめです。

七五三の衣裳レンタルや撮影のご相談は、是非一度ご来店ください!

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七五三というと、女の子は3歳・7歳。男の子は5歳で行うのが群馬県では一般的です。
しかし、地域によって習慣は様々。以前ご紹介した十三参りもしかり。
転勤やリモートワークに伴う移住などもあり、他地域の習慣に合わせたお祝いも増えてきました。
そんな中、今回は男の子の3歳のお祝いについて、ご紹介いたします!

男の子も3歳で七五三のお祝いをするの?

結論から言いますと、地域によって(主に西日本では)3歳の男の子も七五三を行っています。
また、熊本県の一部地域では3歳・4歳・5歳と3回行う場合もあるそうです!
前述した通り、小川屋のある群馬県では5歳のみが一般的なので、私も3歳で七五三を行うとは考えたこともなく…、小川屋に入社して初めて知り、驚きました。
小川屋でももちろん3歳の男の子用の被布を用意していますし、写真館での撮影も行っています。

3歳の七五三の起源

七五三のお祝いには、元となる儀式が存在しています。
例えば、7歳は『帯解(おびとき)の儀』。着物を着る際に使用していた付け紐を取って、帯を初めて締める儀式です。
5歳では、『袴着(はかまぎ)の儀』。当時の正装である羽織袴に初めて袖を通す儀式です。

そして、3歳は『髪置きの儀』。
平安時代、生まれてから7日目に頭髪を剃り、丸坊主で育てるという風習がありました。今のように毎日お風呂に入るわけではありませんので、頭を清潔に保つことで病気予防としたのでしょう。また、剃ることで後々、健康な髪の毛が生えてくるとも信じられていたそうです。

そうして、3歳を迎える頃に『髪置きの儀』を行い、そこから髪の毛を伸ばし始めたといいます。髪置きの儀には、長寿を祈願する意味合いがあり、白髪を模した白糸や、綿白髪という真綿などで作ったかつらのようなものを被せ、白粉(おしろい)をつけて、櫛で左右にすく儀式だったそうです。

赤ちゃんから幼児への成長をお祝いし、今後の無事を祈願するのは今も昔も変わらない親心ですね。

この『髪置きの儀』は、男女とも行われていたため、3歳の男の子の七五三がそのまま習慣として残った地域もある、という事のようです。

逆に関東圏ではなぜ男の子はお祝いを行わなくなってしまったのか謎ですね…。

元々関西発祥だった儀式が、関東には浸透しなかったのか?
広がったものの、時代や地域の慣習により衰退したのか? そもそも男の子が髪を伸ばす必要性がなかったのか。

ついつい、あれこれと思考を巡らしてしまいますね!

3歳のお祝いはいつ行う?

七五三の起源から言いますと、お祝いを行うのは数え年で3歳でした。
数え年とは、生まれた年を1年とし、新年(1月1日)を迎えるごとに1歳年を取るという数え方です。
しかし、現代では満年齢の考え方が一般的なため、満3歳でお祝いを行うことが多いです。

ただし、3歳様のお祝いで難しいところは、お子様の急激な成長過程にある時期だということです。
例えば、数え年ではまだ体が小さく、着物を着せるのが難しい場合も。また、自我が芽生え、イヤイヤ期に突入していて、神社参拝や撮影ができないこともあります。

大切なことは、お子様の成長度合いや性格を見極めてタイミングを決定することです。
当店でも11月15日の七五三の日付近の混雑時期は外して早め(または遅め)に行ったりするお客様も多いです。時期をずらすことで、ゆったりと御祈祷や撮影を行えるというメリットがあります。また、体や心の成長を考慮して、翌年などに行う方もいらっしゃいます。
3歳のお祝いを行う時期は、主役となるお子様の成長や、ご家族様のご都合など状況に応じて柔軟に決めていくのが良いでしょう。

不安であればお子様と一緒にご来店いただき、小川屋の雰囲気や実際に着物を着てみて、お子様の反応を見てみるのも一つの手ですよ!
はじめての七五三で、分からないことやお悩みがあれば是非当店のベテランスタッフにご相談ください。

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3歳で七五三を行うメリット・デメリット

群馬県ではあまり一般的ではない3歳男の子のお祝い。それでも、興味があるなら是非メリットとデメリットを考慮してみましょう!

メリット

記念になる

3歳の七五三は、赤ちゃんから幼児へと成長したことをお祝いする行事です。男の子も3歳で七五三を行うことで、ご家族様はお子様の成長を祝う特別な機会を持つことができます。
また、この時期のお子様は、5歳様の凛々しさとは違い、まだ赤ちゃんっぽさが残りとってもかわいい時期です。
七五三の衣裳である、被布姿もとっても愛らしいので、是非写真に残しましょう!

お子供様にとって良い経験となる

七五三は日本の伝統的な行事です。感覚が鋭く、見たものすべてが新鮮に感じるこの時期に、伝統文化に触れることはお子様の情操教育にもつながります。
着物を着て撮影をする、神社へお参りをする、千歳飴をもらう、家族でお祝いをする、というのは、特別な体験であり、楽しかった思い出としてきっとお子様の心に残るでしょう。

機会が増える

3歳・7歳と2回お祝いする女の子に比べて、男の子は5歳の1回だけというのはちょっと寂しい気もしますね。
また、はたちのお祝いでも女性に比べて男性は家族全員で記念撮影をしたり、お祝いをする機会が少ないようです。
「家族での記念撮影が5歳のときだけ…」といったことにならないように、3歳でもお祝いすることで機会を増やすのも一つの手です。
また、コロナにより祖父母や親戚など、みんなで集まる機会が以前よりも少なくなってしまった今だからこそ、こうしたお祝いをきっかけにするのも、家族の絆を深めるチャンスです。

デメリット

参拝や記念撮影が難しい場合がある

先述した通り、急激な成長過程にある3歳様。お子様の個性によっては、イヤイヤや人見知りが激しかったり、慣れない場所が苦手な子も。
見るもの、触れるものに敏感なので、着物や洋装の素材感が痛い・痒いと泣き出すこともあります。元気すぎてじっとしていられない、緊張して固まってしまうなどなど、お子様により反応は様々です。
撮影や御祈祷についての理解が難しい年ごろではありますので仕方ありませんが、そんなお子様の個性に沿ってお祝いの方法やタイミングを考えるのが良いでしょう。
予めお子様に七五三ついてのお話をしっかりしておいたり、上手にできたら〇〇を買う、などのお約束は効果的です。また、当日には好きな物(ぬいぐるみなどのおもちゃ、おやつ、お気に入りの音楽や動画など)を用意し、ご機嫌で過ごせるような工夫をするのもおススメです。

費用がかかる

七五三には衣装の購入またはレンタル代、撮影・商品代、御祈祷の初穂料、お祝いの席の飲食代など様々なお金がかかります。
その金額は決して安い金額ではありません。女の子の場合は、3歳から7歳の間に4年とある程度の期間がありますが、男の子の場合は3歳→5歳と2年しかありません。短い期間であることも踏まえ、早いうちから予算を考えた方が良いでしょう。

女の子の場合は3歳より7歳の方が高い金額がかかります。前撮りでも、3歳の方が撮影するポーズ数なども少ないことから、写真代なども7歳とは差があったりします。
一方、男の子はヘアメイクや、衣装レンタル、着付け代が女の子に比べて安価です。また、はたちで振袖を着るわけでもありません。長い目で見てみると、女の子よりお祝い事に対する費用は抑えられますので、3歳のお祝いをしたとしてもトータル金額は男の子の方が低いかもしれませんね。

いかがでしたか?今回は3歳男の子の七五三についてご紹介しました。
3歳の七五三はお子様の成長度合いにより難しい場合がありますが、個人的には被布姿が3歳様ならではでとにかく可愛らしいので、絶対に写真に残した方が良い…!と強く思っています。(笑)
小川屋では、男の子らしい柄の祝着から、女の子も着られるようなデザインのものまで幅広く取り揃えています。
本来の形式ばった七五三ではなく、ひとまず記念写真として形に残すのもありだと思います。 ぜひ、お気軽にご相談ください!

お客様にとって特別な日を最高の形で残すお手伝いを、小川屋スタッフ一同、誠心誠意努めさせて頂きます。

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