こんにちは！前橋市中央通りにありますスタジオ桑町 小川屋写真館の前野です。
本日お店はお休みですが、私たち小川屋スタッフはお休みしているわけではありません。実は、長野県上田市に来ております！！
なぜ上田市…？ と言いますのも、来月8日からスタートします、『上田紬展』に向けて現地に研修を受けに来ました！
4月の京都研修もそうですが、『百聞は一見にしかず』というものを毎度体感しております。
実際に工場にお邪魔して、職人さんのお話を直接伺い、目の前でその技術を見ること。その場の空気感や匂い…。体験とは、五感をフルに使うことで、知識だけではない膨大な情報を得ることができます。
今は簡単にWEBで調べることができますが、知ること、というのはだれかが載せた写真や文章を眺めることではないのだなぁとしみじみ感じております。
そうして体感することで、より着物や日本の伝統文化が愛おしく感じるようにもなってきました。今回の研修のレポートも、７月にアップしますのでお楽しみに！
さて、今回の記事は七五三を行うにあたり、考えたい『お金のこと』についてです！
七五三はお金がかかる、というのは感じていることかもしれません。では実際、何にどれだけかかるのか。
一般的な相場から、小川屋での具体的な事例までをご紹介いたします。小川屋の七五三は高いのか、安いのか？？ 是非考えてみてください！
七五三にかかる費用は何にいくら？
一般的な七五三でかかる料金
神社への初穂料
神社にお詣りする際は『御祈祷』をしてもらうことになります。御祈祷とは、神様にご加護をお願いする儀式のことです。
その御祈祷に対する謝礼として支払うお金が、初穂料となります。初穂料の相場は大体5千円～1万円です。神社によっても金額は違いますので、予め確認しておくと良いでしょう。
着物
七五三のお詣りや写真で残す際には着物を着用するのが一般的です。着物の料金はレンタル、購入により大きく変わります。また、年齢や着物の素材(化繊または正絹)、ブランド着物かどうかなどによっても違います。群馬県内で七五三衣装を取り扱っているお店を調べてみたところ、レンタルで1万円～3万円。年齢別ですと、3歳様が一番安く、1万円前後でした。購入ではかなり幅がありますが、大体5万円～数十万円。WEBですと2～3万円前後の商品がショップランキングの上位を占めていました。
着付け・ヘアメイク
こちらはお店のサービスによって変わります。主に着物レンタルや撮影のプランに組み込まれていて、『実質無料』という場合も多いようですが、美容院などにお願いした場合、着付け・ヘアメイクともに5千円～1万円前後です。
撮影・写真
こちらも写真館様によって大きく違いますが、撮影料に何かしらの写真商材がついて、3万～10万です。多くの写真館様では、独自のプランが組まれています。
プランの中に着物レンタル、着付けやヘアメイクなど撮影に必要な物・事がまとめられている場合が多いですが、注意したいのは、撮影日と七五三のお詣り当日で別だったりすることです。
様々な写真館様のプランを見てみましたが、WEBに載っている情報量が多すぎて、「で、結局全部でいくらになるの？？」と分かりづらいことも。お客様によって七五三の内容というのはかなり違いますので、明細を直接写真館様に確認した方が良いでしょう。
食事
一般的な七五三のお詣り当日の流れでは、お詣りの後に食事会を行います。食事会の規模や場所にもよりますが、飲食店でお祝い膳のようなコースを注文した場合、大人が5千円～1万円。子供が3千円～5千円が相場です。
それ以外でかかる料金
基本的な部分以外にも、状況に応じて他にも費用がかかります。
両親衣装代
例えば、スーツなどの新調や、着物のレンタルをする場合などです。着物のレンタル代は、プランや着物の種類などにより金額の差があります。また、平日と休日でも違うことも。
相場は大体1万円～2万円です。
着付け・ヘアメイク
ご両親様が着物を着用される場合などは、着付けやヘアメイク代がかかります。着付けとヘアメイクがセットになると安くなることが多いですが、基本的にどちらも5千円～１万円程度です。
返礼品
七五三のお祝いとして、祖父母や親戚からお金やプレゼントをいただく事もあります。その場合、お詣り当日の食事会などに招待することでお返しとすることも多いですが、遠方で会えない場合などは、内祝いとして何かお返しをすると良いでしょう。返礼品の金額は、頂いた金額の1/３にする、というのが一般的なマナーです。
交通費
普段は県外で暮らしていても、七五三はご両親様どちらかの地元で行う、という場合もあるかと思います。その場合、帰省費用として交通費がかかります。また、お支度する場所から、お詣りする神社まで、距離がある場合なども電車やタクシーなどを利用することもあります。
ご家族宿泊代
前述の帰省するパターンと同様に、離れて暮らす祖父母を招待する場合などもあるでしょう。ご自宅に宿泊する場合費用は掛かりませんが、ホテルなどの手配をした場合には宿泊代がかかります。
小川屋で七五三の前撮りをした時の一例
先月小川屋写真館で撮影をされたお客様を例に、金額について見て行きましょう。
お客様プロフィール
ご両親様：30代 お子様：兄 5歳・弟 2歳
5歳様、羽織袴レンタルをお詣りと前撮りで利用。撮影はご家族様のみ。撮影で洋装レンタル。ご家族集合、兄弟2ショット撮影を希望。お母様は持込みの着物にて、当店で着付けとヘア。
費用内訳
七五三衣装レンタル
レンタル費用 21,780円
安心パック 1,100円
足袋代 1,100円
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合計 23,980円
お母様お仕度代
着付け 5,500円
ヘア 5,500円
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合計 11,000円
写真代
縮緬アルバム4P 72,600円
↓ (20％割引)
58,080円
クリスタルグラフィ３P 16,500円
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合計 74,580円
総合計 108,460円
小川屋の七五三は高い？安い？
当店の七五三における価格は、前述した各相場金額の範囲内かと思います。例として上げさせていただいた金額も、小川屋では平均的な金額ですので、こちらを参考にご検討していただければ幸いです。では、七五三の予算を上下する要因は、どこなのかを見てみましょう。
七五三の予算を左右するポイントは全部で3つ
1つ目が、着物。レンタルにするか、購入にするかで予算は数10万単位でかなり大きく変わります。
小川屋のレンタルでは、小川屋写真館で撮影をしていただくとレンタル料金が割引になる特典がございます。また、ほとんどの衣装が正絹の上質な着物を取り揃えております。一部のブランド着物を除いて、オプション料金などの追加料金は発生しませんので、安心してお好きなデザインの着物を選ぶことができます。
2つ目が、写真です。撮影をするかしないか、また撮影をした場合どんな商品で残すのか。ということで大きく変わって来ます。当写真館では通常の流れですと全部で7～8ポーズ撮影しますが、シンプルに3ポーズでOKということであれば、予算は低めに抑えることが可能です。一方で、沢山写真で残したいと考えているお客様や、内祝いもかねて祖父母に2面のお台紙や、飾れるタイプの商品をプレゼントする場合にはやや予算が高めになります。
そして、最後の3つ目が食事です。こちらも飲食店やコースなどのチョイスによって金額が大きく変わるポイントとなります。また、最近では様々なお店でテイクアウトが可能になったため、ご自宅でお食事会をする方も増えてきました。テイクアウトの場合、お店よりも割安になることや、コースと違って好きなものを色々楽しめるのもメリットですね。
小川屋の七五三は伝統を体験する機会
これから七五三を予定しているお客様は、ぜひ色んなお店の七五三プランを見比べてみてください。お店によって七五三プランは本当に多種多様です。まずは、「価格を重視してとにかく全体を安く抑えたい」、「七五三の衣装はブランドやキャラクターデザインが良い」、「映える可愛い写真が撮りたい」など、七五三の『絶対に外せないポイント』をブラッシュアップします。そして、お客様の価値観や重視するポイントにお店側の『推しポイント』がマッチしたところを選ぶと良いでしょう。
当店の推しポイントは、老舗呉服屋ならではの、『伝統的な七五三』を体験できるところです。着物や撮影など、流行は取り入れつつも、普遍的な『着物の美』や『日本文化』を大切にしています。正絹着物、絞り染や手描き友禅、刺繍など職人さんによる手仕事、古典柄。プロの着付け師による着付け、日本髪に型物写真、銀塩プリント。 そうした「本当に良いもの」はいつ・どんな時代でも「良い」ことを証明してくれる―、時代に柔軟に対応しながらも、そんな信念を持っているのが小川屋の七五三です。
いかがでしたか？ 個人的には、小川屋の七五三はトータルの質と価格を考えた場合に、めちゃくちゃコスパが良いと思っています。(※あくまで一個人の意見です。) しかし最近、コスパばっかり考えるな、と社長に叱られたばかりです。(笑) 「金額云々の前に、本当に良いと自分が思えるものを選びなさい。」と。もちろん、自分のお財布事情を考えるのは大切ですが、お金の前にもっと大切なものがある、ということですね！ 価格だけでなく、お客様の大事にしている価値観をもとに、晴れの日のお手伝いをさせていただきます。
お客様にとって特別な日を最高の形で残すお手伝いを、小川屋スタッフ一同、誠心誠意努めさせて頂きます。
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≪当店の感染症対策について≫
・ご家庭で検温した際、37.5℃以上の発熱がある方。
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また、ご来店時に非接触型の体温計で検温をさせていただきます。
他にも消毒液、手洗い、うがい等ご協力をお願いしております。
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