浴衣の着付けにチャレンジ!その②【群馬県前橋市|小川屋写真館】

浴衣

こんにちは!前橋市中央通りにありますスタジオ桑町 小川屋写真館の前野です。
関東も梅雨が明けましたね! 梅雨が明けた途端、非常に暑くなりました…。ついに夏本番、といった感じですね。
私は冬生まれで暑い夏が苦手なタイプなのですが、年々夏が四季の中で一番短いように感じ、
「せっかくなら夏を楽しみたい!!暑さを味わいたい!!」と思うようになりました。
夏らしさ、と言えばやっぱり浴衣は手軽に夏気分を楽しめる手段ですよね。

今年はすでに(仕事でですが)何度か浴衣を着て過ごしていまして、帰りに浴衣を着たままスーパーへ買い物に行きました。
お祭りがあるわけでもないのに浴衣を着ていて、周りの人に変な目で見られるかな…?と内心ドキドキしていましたが、案外普通、でした。笑

今年の目標である『着物を着て出かける』、という事へのハードルがぐっと下がった経験でした!
調子に乗ってセオアルファを購入しましたので、この先もどんどん着ていきたいなと思っています。(できればプライベートでも!)

そんな経験を皆さんにもしていただきたく、前回に引き続き、浴衣の着付けについての記事となります。
今回は基本の帯結びについてご紹介いたします!

基本の帯結び

準備するもの

 ① 帯(今回は半巾帯)
 ② 帯板
 ③ ピンチ(洗濯ばさみでもOK)

結び方

 ① 手先を作ります。長さは大体、腕くらいで半分に折ります。

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 ② 作った手先を肩にかけます。
 ③ 写真のように三角に折って帯を広げて、腰に巻いていきます。

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 ④ 一巻きした状態で帯板を背中側に入れていく。

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 ⑤ もう一巻きしたら、前側を三角に折り上げる。

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 ⑥ 前で結ぶ。結んだときに上下に引っ張るとしっかりと結べます。

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 ⑦ たれ(手先ではない方)を広げて、三つ折りにする。(長さは大体肩幅くらい)

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 ⑧ 三つ折りにした帯の中心をM字に折り、上から手先を2回巻き付けます。

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 ⑨ 余った手先は、帯と伊達締めの間に差し込み、下から引き出します。
 ⑩ 引き出した手先をしっかりと広げて、くるくると折り帯の中に入れ込みます。
 ⑪ 帯をしっかり持ち、ぐるりとリボンを背後に回して、完成です!

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ポイント

 ☆ リボンの大きさは、たれを三つ折りにしたときに調節します。小さくしたいときは幅を狭く、大きくしたいときは幅を広めに折ることで調節ができます。

 ★ 三つ折りにした際に、たれ先が中心より長めの位置に来るように調節します。

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 ☆ 帯の中心を折るのは、Mでも、Wでもお好みでOKです!

 ★ 手先を巻き付ける際は、しっかりと巻き付けてリボンが背中にくっつくようにします。しっかり巻き付けないと、リボンが落ちてきてしまいます。
   中の伊達締めが見えてしまうことも…。安定しない場合は、帯の中にハンカチやミニタオルなどを入れると固定されます。

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帯をちょこっとアレンジ

基本のリボンはアレンジ方法も様々です。ちょっとの工夫で帯結びの印象がガラリと変わるので、是非色んなアレンジを試してみてください♪

蝶結び

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こちらは重なったリボンを上下に出すアレンジ。リボンが大きくなり、可愛らしい印象になります。

文庫結び

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リボンを上に持ち上げた形にすると、文庫結びとなります。小さ目のリボンですと大人っぽい印象に、やや大きめのリボンを下に丸めてあげるとふっくらとした印象になります。

配色アレンジ

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前側を折って裏地を見せるのもおしゃれな印象です。また、リボンを結ぶ時に片方だけ裏返して左右のリボンの色を変えるのも、アクセントになります♪

チュールを重ねる

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チュールやレース、ラメなどの兵児帯(または布やストールなどでも◎)を重ねるととっても華やかになります。
帯結びがあまり得意ではない場合や、帯がずれて伊達締めなどが見えてしまうのを防ぎたい場合など、アラを隠すのにも便利です!

体型や目的に合わせた帯結びを

着物で結ぶお太鼓とは違い、浴衣は帯結びが小さく上にボリュームが来ます。
ヒップラインがしっかりと出てしまいますので、大人の女性は苦手意識を持つ方も多いかもしれません。
そうした場合、帯にボリュームを持たせて視線を逸らしたり、垂らして隠れるようにするなどの方法があります。
帯の素材や色などによっても体型の気になるポイントをカバーできます!
また、半巾帯よりも兵児帯の方がボリューム感が出ますし、締めた時の圧迫感がなく長時間の着用や外食の場合にはおススメです。

いかがでしたか?
結び方やコツなど、着付け教室の先生に教えて頂きましたが、知れば知るほど奥が深いですね。
同じ帯でもリボンの大きさや折り方によって印象はずいぶん変わりますので、まずは実践あるのみ!だと感じました。
実際に締めていく中で、ご自分に合ったサイズ感やデザインを見つけていくのが良いと思います。

ですが、あまり浴衣を着る機会がないよ~という方は↓↓

ぜひ当店の無料浴衣着付け教室にご参加ください!!
プロの視点から、お客様に合った着付けの仕方を的確にアドバイスいたします♪♪

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浴衣の着付けから、帯の結び方までしっかりと学べます。
小川屋でしっかりと浴衣を着付けて、『#浴衣でまえばし』の協賛店様にお出かけしてみてくださいね♪ 
いつもの前橋の街が、日常が、なんだか特別に感じられるはずです。

お客様にとって特別な日を最高の形で残すお手伝いを、小川屋スタッフ一同、誠心誠意努めさせて頂きます。
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