暑さに負けない!夏祭りで快適に過ごす浴衣の秘訣 その②【群馬県前橋市|小川屋写真館】

浴衣

こんにちは!前橋市中央通りにありますスタジオ桑町 小川屋写真館の前野です。

今週、一足早い夏休みを頂きました!
せっかくだから旅行に行きたいと思いつつ、あれこれありまして、結局猫様とのんびり過ごすことになりました。(笑)
普段の休日は家事やタスクに追われて案外のんびりしている暇がないので。
久しぶりに、猫様孝行ができたかなぁ、と思います!(猫様的には構われすぎて最後はめんどくさそうでしたが 笑)
リフレッシュできたので、7月後半(もう後半!?)も頑張っていきたいと思います。

さて今回は、前回に引き続き浴衣についての記事となります。
お祭りを快適に過ごすためのアイディアや、気つけたいポイントなどをまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。
浴衣は暑い!?涼しく快適に過ごすためのアイディア
先ほど、浴衣を選ぶ上で、素材にもこだわりましょう!と書きました。
素材感は浴衣だけでなく、より内側。肌に触れる部分はなるべく通気性や吸水性の良いものを選ぶことをおすすめします。

暑さ対策はインナーがカギ!

インナーはなるべく着ない方が涼しいんじゃないの?と思われがちですが、それはちょっと違います。
ポリエステルの浴衣は吸湿性がありませんので、汗をかくと生地がべたっと肌にくっつきます。
しかも、ポリエステルの素材は汗との相性が悪く、匂いの原因となる場合もあります。
また、色の薄い浴衣では下着が透けてしまうこともあるので、インナーは必ず着用しましょう。

浴衣インナー問題の持論:和装ブラ+肌襦袢(素材は綿麻)(※個人の意見です)

ではインナーは何がいいのか?ということですが、おすすめはやっぱり自然素材の肌襦袢と、和装ブラジャー。
実際に自分自身で浴衣を着てみて思うところは、『着用するものは極力少なく、でもしっかり汗を吸い取り、ある程度補整もして欲しい!』という願いです。
インナーにキャミソールを着たり、うそつき襦袢など、あれこれ試してみた結果、シンプルイズザベストという結論に至りました。
暑がり的には、袖のある肌襦袢を着るのに抵抗がありましたが、袖がある方が案外さらりとしていて暑く感じません。
浴衣を美しく着こなすには、『体の凹凸をなくして極力ペタンコにする!』という事が大事。
とはいえ、タオルなどをグルグル巻きには極力したくない。(暑いから) ということで、ある程度は文明の利器(和装ブラ)に頼りつつも、着物ほどがっちりは下地を作らず、極力快適さと涼しさを優先して着付けています。
ちなみに、ボトムには膝丈の薄いぺチパンツ履いております。
普段ワンピースの下にも着用している、しまむらの夏用素材のやつです。先輩社員はユニクロのリラコなどを着用している方もいます。
こちらも太もも周りのベタベタ防止になり、足さばきが非常に快適なので、欠かせないアイテムです!

着付け小物も夏用を選ぶ

着付けで使う、帯板や伊達締め、腰紐なども夏用素材を選びましょう。
以前、先輩社員から絶賛おすすめされたのは、【へちまの帯板】。通気性が良く、蒸れないのでとっても快適なんだそうですよ!
伊達締めはメッシュタイプのもの。こちらも、先輩社員からのおすすめは、博多織の夏用伊達締めです。非常に締めやすくて緩みづらい、とのことで、衿合わせをバシッと決めたい方はぜひお試しあれ。

夏祭りでクールに過ごすためのポイント

浴衣も着付けも完璧! に準備したら、早速夏祭りに出かけましょう♪ お出かけの際にも、快適に過ごすための秘密を教えます。

熱中症予防を心掛ける

どんなに薄着でも、暑いものは暑い。それは洋服でも浴衣でも一緒ですよね。
夏は湿度が高く、蒸し暑い場合も多いので、熱中症にならないように対策をしておきましょう。

① ハンディファンやうちわを携帯する

小川屋社員は扇子持参率が高めです。(笑) 最近では可愛くて軽量なハンディファンも多いので、持っておくと便利です。

② 日差し対策には日傘

濃い地色の浴衣を選んだ方は、日中は熱を吸収しやすくなります。
日に当たらないように、日傘を持っておくと安心ですよ。

③ 冷えピタや保冷剤を忍ばせる

見えないところ、かつ太い動脈が通る付近に冷えピタを貼っておくと体が涼しく感じるそうです。脇の下や、太ももの付け根などが良いそうですよ。
また、帯の背中側に保冷剤をミニタオルに巻いて忍ばせるのもおすすめ。帯が落ちないように補整してくれて、ひんやり涼しくもなって一石二鳥ですね!

④ 水分をしっかりとる

熱中症対策にはやはりこれが一番大切です。浴衣ですとお手洗いに行きづらいと感じるかもしれませんが、水分はしっかり取りましょう!
お手洗いに行く際は、クリップや洗濯ばさみを二個用意しておいて、裾をめくって帯で留めておくと安心ですよ!

⑤ ミニタオルを用意しておく

先ほどの保冷剤の時にも使えるミニタオルは、汗を拭いたり浴衣の着崩れを補正してくれたりと活躍してくれますので、必ず持っておきましょう!

着崩れ注意!自分でできる浴衣の直し方

慣れない浴衣、長時間着ているとどうしても着崩れが起きてしまいます。まずは着崩れしない着付けが肝心ですが、どうしてもの場合にササっと簡単に直せる方法を覚えておきましょう。

ケース1: 衿元がはだける

①左の身八ツ口から手を入れて、右の衿をつかみ、左下に軽く引っ張ります。引っ張って余った布は帯に入れ込みます。
② 左の衿を伸ばしながら、右脇腹にあるおはしょりの上1枚を軽く引っ張る
③ 後ろの衿が詰まってしまうので、背中心のおはしょりを引っ張り、皺を伸ばす
④ 前のおはしょりを両手でつまみ、下に引っ張る

衿元が崩れやすいのは帯下に締めた伊達締めが緩いせいです。伊達締めをしっかりと締める、コーリンベルトを活用する。どうしてもずれる場合は安全ピンで見えないように衿を留めるなどして、ピシッと決まった衿元を作りましょう。

ケース2: 裾が落ちてくる

① 上の生地をめくり、下側の生地を上に持ち上げながら腰紐の中に入れ込んでいく
② 上の生地も同様に持ち上げつつ、腰紐に入れ込んでいく
③ 腰紐が緩い場合は結び直す
④ おはしょりを軽く引っ張り、整える

裾が落ちてきてしまうのは、腰紐が緩んでいるのが原因です。元々の腰紐の位置が定まっていなかったり、動き回っているうちにだんだん緩んでしまったり、ということが起こります。
裾が落ちると、汚してしまったり、踏んづけて転倒する危険があるのでしっかり直しておきましょう。

ケース3:帯が下がってくる

① 帯の下側から伊達締めを下に引っ張ります。このとき、帯は少し上にあげるようにしてあげましょう。
② 帯が緩く隙間がある場合は、ハンドタオルやハンカチなどを入れてあげると、安定します。帯結びを上向きにしたい場合もタオルで土台を作ってあげると良いですよ。

帯がだんだんと下がってきてしまい、伊達締めが見えてしまうことはよくあります。
帯を締める時も、しっかりと縛るようにしましょう。

落とし穴!?痛くならない足元の秘密

つい見落としがちですが、浴衣とセットで履いている、下駄。普段から履きなれたものではない場合、長時間履いたり、歩き回ると非常に足が痛くなってしまいますよね。
酷い場合は靴擦れなども起こしてしまうこともあるので、せっかくのお祭りが足の痛さで台無しにならないように、こちらも対策しておきましょう。

1日店頭に立っているスタッフが、足を痛めない秘訣は、【足袋】です。
足袋があるのとないのでは、足の痛みは雲泥の差!
靴下タイプの足袋ですと簡単にはけて、履き心地もいいですよ!
少し涼し気な見た目にしたければ、レースタイプの足袋がおすすめです。
また、長時間歩くことが想定される場合は、疲れた時に履き替えられるように替えの靴を用意したり、普段履きなれたサンダルでコーディネートするのもアリだと思います。

ちなみに、当店で見つけたこちらのサンダル、下駄風のデザインですが鼻緒が無くつっかけタイプになっているので、これならば痛くなりにくそうですよね!

下駄を選ぶ際には、鼻緒の硬さや素材、下駄の台が足にフィットするかどうかを良く確認しておきましょう。新しいものの時は、軽く鼻緒を引っ張り伸ばしておくと痛くなりにくいです。
また、念のため絆創膏も用意しておきましょうね。

いかがでしたか?前半後半、と想像以上にボリュームのある記事になってしまいました。
4年ぶりの夏祭り、ぜひ浴衣を着て快適に、安全に楽しんでいただけたらと思います!

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