肩こり解消のために!

スタッフトーク

こんにちは!
前橋中央通りにありますスタジオ・桑町の中村です。

最近、休憩中などに、体を動かしているようにしています。
パソコンに向かうことが多いので、肩が凝ってしまって…。
引き出しの奥の方に入ってしまった小物を取ろうとした瞬間に痛みが走りました。
という相談を、美人でスタイルのいい先輩にしたところ、
肩凝りには肩甲骨を動かすのがいいとアドバイスいただきました。
更に、それだけではなく、肩甲骨を動かすための軽い運動を教えてくださる優しさです。

その運動なのですが、
まず、タオルの両端を持って、肘を曲げずにグッと頭上に伸ばす。
そのまま、肩甲骨を寄せるように意識しながら、肘を曲げないようにして、
腕を背後にぐるっと(回せれば)回す。
そして、今度は、同じような動きで腕を前に戻す。

と、いう非常に簡単なものです。
ですが、教えてもらった当初は腕が背中側に全く回りませんでした。
まるで透明なガラスがあるように一定のところから後ろに行かないんです!
別名『重量挙げ』と呼んでいます。
本当に重量挙げの選手がバーベルを持ち上げた時のように微動だにしなくて、
そんな自分に笑いました。
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重量挙げのあの器具がバーベルというのはこのブログを書くためにネットで検索いたしました。
みんな大好きWikipedia先生が教えてくださった内容では、
テューダー朝(応仁の乱終結の8年後(1485)〜徳川家康が征夷大将軍に任命された年(1603))時代の
イングランドでの流行から『鳴らない鐘』ダンベル(dumb bell)となったとか。
かなり端折ってあるので、興味のある方はぜひそちらへ。
11世紀のインドでは『ナル』と呼ばれるダンベルの一種があった、という話もあるのですが、
英語版のWikipediaの『dumbbell』の項目には『ancient Greece』の文字もありました。
古代ギリシャでダンベルの『forerunner(先駆者・前触れ)』が既にあったと。
本当に?!と驚いてしまいますが、ギリシャ神話の神様の像は鍛えられている印象があります。
閑話休題。

ヒイヒイ言いながら何度か肩甲骨あたりを動かしつつ、
さらに、タオルの限界ギリギリの両脇を持って動かし続けたところ、なんとか回りました。
毎日続けていると、3日後には比較的楽に回ります!
非常にテンションが上がり、先輩にも報告しました。
けれど、2日間の連休中、自宅でその動きをしなかったところ、
本日「あれ?回らないぞ?おかしいな?」という状態に…!
2日しないだけで…と、思いましたが、1日休めば〜という格言もありますよね。
それに1日短時間(5分もあれば十分)で済む運動なので、
(お風呂上がりがいい、とお勧めしてくださった先輩は言っていたのですが)
毎日ちょっとずつやれるといいなぁ、と思います。

着物の着付けでも、帯を締めるときや背中方面を整えるときなど、
手を背中に回したり、更に上の方にあげたりと、比較的肩を動かすので、
実は肩こりは天敵なのです。
肩をあげられないとか、あげると痛いとか、
痛い着付けなんて続けられる気がしないですからね。
それにパソコンばっかりやっている猫背ですと
着物も綺麗に着こなせないと、先生に怒られてしまいますので、やっぱり肩は大切です。
お着物の着付けしてみたいなーと、思われている方は、
姿勢と肩こりにも気をつけてくださいね。

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