2021年七五三はいつ? 年齢やお参りのタイミングについて【群馬県前橋市|小川屋写真館】

七五三

こんにちは!前橋市中央通りにありますスタジオ桑町 小川屋写真館の前野です。

ここ数日、写真館で卒業式を迎えたお客様で賑わっております。今年はほとんどの学校で卒業式を行うことができたようで、本当に良かったですね!
改めまして、ご卒業おめでとうございます!

今月ももう半分を過ぎましたが、後半は引き続きご卒業の撮影が続きます。
その後はいよいよ、今年の七五三の前撮りのシーズン到来です! 

今月の桑町ブログは七五三の基本知識についてをご紹介していますが、今回は「七五三をお祝いする年齢の時期はいつが良いのか?」ということについてご紹介いたします!

 

七五三を行う年齢

前々回のブログで、七五三の由来や歴史について書きました。

七五三の由来と歴史について

由来については諸説ありますが、3歳の『髪置きの儀』、5歳の『袴着の儀』、7歳の『帯解きの儀』という平安時代からの儀式が基となっています。
3歳・5歳・7歳という年齢については、元々は『数え年』で行っていました。

『数え年』とは、生まれた日を『1歳』とし、翌年の11日を迎えると、1歳年を取る、という数え方になります。
つまり、数え年の観点からですと、12月生まれの方の場合は生まれて1か月以内に、数え年で2歳になる、という事です。 
現代の感覚からすると、違和感があるかもしれませんし、少しややこしいですが、以下の計算方法で簡単に導くことが可能です。

現在の年(西暦)-生まれた年(西暦)+1=数え年

 

とはいえ、現在の年齢の考え方は『数え年』ではなく、『満年齢』が基本となっていますので、満年齢での357歳で七五三を行うご家庭も多いです。

どちらが正しいということはありませんし、各御家庭でそれぞれの考え方やしきたりがあるかと思います。 

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また、いわゆる『早生まれ』のお子様については、満年齢での七五三ですと同級生と一緒のタイミングでのお祝いができなくなってしまいます。

数え年・満年齢、どちらにせよお子様の成長や状況を見ながら、ご家族様とご相談の上決めて頂ければ問題ないと思います。

 

 

七五三の日は1115

また、七五三の日は基本的に毎年11月15日と決まっています。

なぜ11月15日なのか…?ということについては、こちらも諸説ありますが、よく言われている説についていくつかご紹介いたします!

 

徳川家光が行った祈願が最初?

5代将軍、徳川綱吉が病弱だった息子の徳松の健康を祈願し、袴着の儀を行ったのが、11月15日だったという説が一番有力なようです。
では、なぜ、将軍は11月15日にその儀式を執り行ったのか??

 

元々は旧暦の15

現代日本では、暦はグレゴリオ暦を採用していますが、昔は旧暦(太陰太陽暦)を用いていました。旧暦ですと、15日は必ず満月の日、ということになります。

また、15日は二十八宿の鬼宿日(鬼が外を出歩かない日)とされ、何をするにも良い日と考えられていました。

 

11月は収穫の月

また、11月は作物などの収穫を終えて、実りを神様に感謝する神事が執り行われていました。
七五三の由来でもお話した通り、子供の成長を感謝することが七五三において一番大切なこと。 
『神様に感謝を捧げる』という同じ目的のため、タイミングを合わせて一緒に神事を行ったのかもしれません。

また、11月は出雲大社に八百万の神様が集まり神議(かみはかり)を行うとされる神在月(他県ですと神無月)でもあります。
11月が神様にも、人間にも重要なイベントがある月だったのは間違いなさそうです。

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また、それ以外に七・五・三を足すと15になる。(7+5+315) 
1115日の数字をすべて足すと、8。末広がりで縁起の良い数字になる。(1+1+1+58) など、数秘術的な要素がある説もあったりします。

 

実際のお詣り日はいつが良い?

七五三の正式な日は1115日ではありますが、現在は各御家庭でのタイミングでお詣りをされるのが一般的です。
特に、昨年の新型コロナウィルス感染症の流行から、密を避ける傾向もあり、10月~12月頃の『秋の吉日(主に週末)』で行うご家庭が多い印象です。

ご家族のスケジュールの調整が可能であれば、平日などに参拝した方がより安心かと思います。

吉日っていつ?

日程を決めるうえで、『六曜』を参考にされる方もいらっしゃいます。

六曜とは暦注…つまりその日の運勢です。先勝(せんしょう)、友引(ともびき)、先負(せんぷ)、仏滅(ぶつめつ)、大安(たいあん)、赤口(しゃっこう)の6種類あります。

一番良い日とされるのは、大安。『泰安』が元になっているそうで、「大いに安し」ということで1日中吉日になりますので、七五三を行うにも一番良いです。

それ以外の日もそれぞれ意味があり、縁起の良い時間帯などがあります。ここでの説明は省略しますが、こうした六曜を参考にするのも一つの方法です。

七五三と六曜はあまり関係がないといった意見もありますが、「より良い日取りを」というお子様を想うご両親様の愛情ですね。

とはいえ、各御家庭で様々なご都合がありますし、あえて仏滅を選んで混雑を避ける、というお客様もいらっしゃいます。
正式な決まり事があるわけではありませんので、ご安心くださいね!

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いかがでしたか? 七五三の日程や行う年齢について、明確な基準があるわけではありませんので、各御家庭の都合に合わせて行っていただければ大丈夫です。

特に、主役であるお子様の成長の様子に合わせて頂くのがベストかと個人的には思っています。
着物をしっかり着るにはある程度の体格も必要ですし、スムーズな準備や撮影、お詣りを行うにはイヤイヤ期や人見知りなどを乗り越えた、内面的な成長後の方が安心して七五三を迎えられると思います。
ぜひ、お子様と向き合いつつ、最高のタイミングで七五三を行ってください!

お客様にとって特別な日を最高の形で残すお手伝いを、小川屋スタッフ一同、誠心誠意努めさせて頂きます。
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