こんにちは！前橋市中央通りにありますスタジオ桑町 小川屋写真館の前野です。
先日、久しぶりに友人と前橋のまちなかを散策しました。
水曜日だったので定休日のお店が多かったのは残念でしたが、知らない間に新しいお店が沢山増えていて、とっても新鮮でした！
その日はブルーボトルコーヒーさんとお隣のパン屋さんに立ち寄って帰りました。
どちらもオープンしてから随分経ちますが、なかなか行けなかったのでやっと念願叶いました！
また別の曜日に、気になったお店さんにもお出かけしてみたいと思います。
さて、今回は我らが小川屋写真館のボス、ことカメラマンの二ノ宮さんにインタビューしてみました！！
お客様にとっては撮影以外で会う機会が少ない小川屋のレアキャラ？でもあるかと思います。
これから前撮りや後撮りを予定しているお客様にとっては「どんな人が撮影するのか？」と気になるところなのではないでしょうか。
今回、カメラマンとしてのこだわりから、個人的な部分まで深堀して聞いてみました！
カメラマンの二ノ宮さんてどんな人？
【写真館スタッフ紹介】
小川屋写真館のカメラマンになったきっかけは？
突然、前任のカメラマンに「来いや」と誘われました。実はちょうどハローワーク(求職活動の期限)の最終日で、「どうしよう決まってないじゃん、行くところ…！」と困っていたところでした。
― なんと一本の電話からとんとん拍子に小川屋に就職したとのこと。ラッキーウーマン、二ノ宮さん！タイミングといい、なんだか運命的なものを感じますね…☆
サンプル撮影の時の隠し撮り。サンプル撮影でも真剣そのものです！
どんな写真が好き？
頭が少しこんがらがってる人なので、風景を撮りに行っても例えば皆が綺麗な桜を見ているのに、私は下を見ていたり、桜の木全体を撮るのではなく、木の幹からぴょんと出た桜を撮ったりするんです。(笑)
心象風景や、前衛といった感じです。好きな写真家はアラーキー(荒木 経惟)や土門 拳、森山 大道、米 美知子、ロバート・キャパ等々。
― 人とはちょっと違った視点を持った、アーティスト気質なタイプです。
写真に興味を持ったきっかけは？
元々はデザインの世界だったのですが、写真屋さんに就職してカメラを買って撮り始めたら「あ、好きだったわ！」と気づき、楽しくなりました。
前職ではサブカメラマンをしたり、写真クラブで撮影旅行に出かけてコンテストに出したり、月一の例会で撮影に出かけるなどの活動をしていました。
今は全然撮影しに出かけられてないですが、これからもずっと続けていく趣味の一つです。
― 写真が本当に大好き、というのは写真館の撮影をしていても伝わってきます。趣味の話が出たので、ここからちょっとパーソナルなお話も聞いてみました。
趣味または特技は？
何も考えないで、酒を飲みながらYoutubeやアニメ、録りためたドラマを観たりが今一番楽しいです。アニメは少年ジャンプ系やスポ魂みたいなのが好き。(笑)
後、音楽が大好きで昔はリコーダーが得意で、合唱団にも入ってました。
最近聴いている音楽は、リラクゼーション系や手島葵さんが好きです。洋楽だとレッドツェッペリンやキングクリムゾン！
― なんと、特技がリコーダーというのは意外でした。アニメが大好きで、鬼滅や呪術といった人気作品はもちろん、アマゾンプライムのアニメをほぼ制覇している強者です。(笑)
お休みの日はどんな風に過ごしてる？
午前はのんびり過ごして、午後は大好きなスーパー「まるおか」や、「アミング」などの雑貨屋さんへショッピングに出かけます。
まるおかに行かないとイライラしちゃう。(笑) 愛車(FIAT 500)が大好きなので、色んな音楽を聴きながらの近場をドライブします。
― 衣・食・住に強いこだわりがあるという二ノ宮さん。特に、『食』に関しては、上質で体に良い食品を選ぶようにして、三食しっかりよく食べているのだそう。
華奢で小柄な見た目に反して、繁忙期には毎週数十件の撮影をこなすパワフルさは、そうした食生活に秘密があるのかも知れませんね。
小川屋写真館の撮影について
撮影時に気を付けていることは？
表情。七五三は特に。お子様も緊張してしまうので、いかに自然な表情や自然な笑顔を出すか。
そうした表情を出すためだったらなんでもしちゃいます。
時にはお父様・お母様をも取り込んで撮影します。振袖のお嬢様の場合は、パッと見た時の特徴を捉えるようにしています。
「どんなお顔がこの人は一番綺麗なのか」と、角度や振り、光などを見つけるようにしています。
今後の課題、やってみたい撮影は？
もっとライティングにこだわっていきたいです。
難しいのですが、もっとライティングの勉強をしなくちゃと思います。(反省)
なるべく、平面的ではなく奥行きのある写真を撮りたいなと思っています。この限られた空間の中で、いかに特徴を出せるか、というのが今後の課題でもあります。
撮ってみたい写真は、一筋の光が差し込んだような、雰囲気のある写真を撮ってみたいです。
『振袖を綺麗に見せる』という振袖撮影の常識から考えると、ちょっと難しいかも知れませんが…。
でも、最近の傾向として、暗アップが人気あるので、少し『映え』な写真も良いな、と思っています。
また、カクカクと決められたポーズではなく、ロケーション撮影で自然な雰囲気の中で撮影をしてみたいです。七五三でもきっと素敵だと思います。
いままでで印象に残っている撮影はありますか？
病気になったお母様を囲んでのご家族の集合写真を撮った時。時々お母様が辛そうな様子だったけれど、撮影ではすごく良い表情をなさっていて、その笑顔が忘れられません。
ご家族の誰かが余命宣告を受けてしまったなど、そういった悲しい状況の中ご家族で撮影をするというパターンが今まで何組かありましたが、
「撮影できて良かった。ありがとう！」ととても喜んで帰っていただけたことが、強く胸に残っています。
また、(成人式の前撮りで)泣いてしまうお嬢様も時々いらっしゃって、そうした方も印象に残っています。
― 『晴れの日』の撮影と言えど、全てがHAPPYなわけではなく、ネガティブな問題をはらんでいることもあるようです。
特に、成人式を迎えるお嬢様は、自分のこと、家族のこと、環境や将来のことなど、色んなことを抱えながら撮影を迎えているのだなぁ、と私自身も日々関わっている中で感じています。
撮影のやりがいや魅力はなんですか？
やっぱりお客様の「ありがとう」という言葉や、喜んでいただけることです。
一生に一回の本当に大事な記念日なので、失敗できない…ある意味命懸けで、真剣に撮影しています。
そうしてうんと喜んで頂いて、例えばごきょうだい様がリピーターとしてまた来ていただけるのが、嬉しく張り合いがあります。
あと、若い子たちに囲まれて、綺麗なものを見ていられるので、それが一番私の気持ちが潤っていることだと思いますね。
最後に、お客様へのメッセージはありますか？
当写真館で一緒に過ごす時間が、お客様にとって大切な思い出の1ページとなっていただけたらと思います。
「ここに来て良かった！」と思っていただけるよう、スタッフ一同仲良く明るくお迎えさせていただきます。
また、そうしたお店作りを努めてまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします！
いかがでしたか？ いつも元気でお茶目な二ノ宮さんですが、撮影や写真に関してはスタッフ(主に前野)から「鬼軍曹」と呼ばれるほど真剣そのもの。
普段と撮影でモードが切り替わる様や、限られた撮影時間の中で最高のパフォーマンスで撮影を行う姿は、まさにプロフェッショナル！！ 尊敬すべきボスです。
そんな二ノ宮さんの写真を是非ギャラリーページで見てみてくださいね！
また、写真館には二ノ宮さんがプライベートで撮影した写真も展示してます。
お客様にとって特別な日を最高の形で残すお手伝いを、小川屋スタッフ一同、誠心誠意努めさせて頂きます。
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