明日は『前橋初市まつり』です!

スタッフトーク

こんにちは!
前橋中央通りにあります、『スタジオ・桑町』の中村です。

昨日は成人式、誠におめでとうございました。
新成人となった皆様、昨日は良い一日を過ごせましたでしょうか?
朝早くから夜遅くまで楽しく過ごされた方も多いのでは?
疲労もあるかと思いますので、体調不良にならないようお気をつけくださいね。

当店でレンタルさせていただきましたお振袖の返却や
ご着用されたの大切な振袖のお手入れを承っております。
当店『小川屋』の営業時間は午前10時から午後6時30分です。
また、10日(水)と11日(木)の二日間お休みさせていただきます。
水曜日は毎週の定休日なのですが、
今回は1月3日の定休日に営業した分を、11日に振り替えさせていただいています。
ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願いいたします。

さて、成人式が終わって、明日は前橋初市まつりです!
『だるま市』という通称の方が馴染み深いでしょうか。
もしくは『初市』とだけでも前橋のであると通じるのでしょうか。

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実はこの『前橋初市まつり』ですが、
『前橋七夕まつり』『前橋まつり』と並んで『三大まつり』だそうです。
蛇足ですが、日本には『(日本)三大〇〇』『(日本)三名〇』『〇〇百選』というものが各地に存在します。
ですが、これはいったもん勝ち、と言いますか、
特に呼称するのに資格等は必要ありません。
ので、地域によって差があったり、統計的な確証があるわけではなかったりもします。
なので、三大〇〇なのに4つあったり、全く別の3つがあったり、
といったことが起こります。
もし、すべての『三大〇〇』等を言える方がいらっしゃったら、
それはすごい特技だと思います。

ちなみに『三大だるま市』には群馬県からは『高崎だるま市』が入っております。
去年からは1月1日2日駅周りで開催に変わったそうですね。
高崎のだるま市には未だ行ったことがないので詳しくわからず…。
詳細がお伝えできず申し訳ありません。

では『前橋初市まつり』はどうなのか、と申しますと、
基本的には毎年1月9日に開催されています。
お焚き上げから始まり、一日中の大きなお祭りです。
(お祭りとしては午前10時からから午後9時30分とのこと)
起源は『六斎市として毎月4と9の日に開かれた日用雑貨や生糸の市』
といわれているそうです。
(引用:前橋市商工会議所(該当ページに飛びます)
そして、なんと、1617年に始まったお祭りだそうで、
厩橋(現在の前橋)城主、酒井重忠候の時代とのこと。
ちなみに、去年の2017年のお祭りは、酒井重忠の没後400年だったため、
いつも以上に催しが多かったそうです。
確かに、刀を打つ企画の記事を見た記憶があります…。
一年越しに、なるほど、と納得してしまいました。

1600年というと、関ヶ原の戦いのあった年です。
1615年に大坂夏の陣…
この辺りは一昨年の大河ドラマである『真田丸』でご存知の方も多いでしょうか。
あの時代から、と考えると本当にすごいですね。
成人式(今の形態)の始まりが第二次世界大戦後であることを考えると
なんだか時間の経過の尺度がわからなくなってきます。
もちろん、成人の儀礼の大元と言われる元服や裳着は奈良時代や平安時代からなので、
もっと古い歴史がありますが…それもそれですごいですよね。
新年は新しい一年が始まると同時に歴史を感じることのできる時期でもあるのだと、
しみじみと感じてしまいます。

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毎年50号にも多くの露店が並びますが、
交通規制が朝の9時から夜の11時まで、となっています。
その間に移動する予定のある方は是非、確認を。
当店にお越しいただく際も、交通規制がかかっている道が多くございますので、
ご注意くださいませ!

今年の交通規制を含む詳しい情報は、
こちらのサイト(前橋まるごとガイド)(こちらも該当ページに飛びます)
よりご覧いただけます。
参考にご覧ください。

最後になってしまいましたが、昨日は七草粥を召し上がりましたか?
ごぎょう、すずしろ(大根)、せり、なずな、
すずな(蕪)、はこべら、仏の座
『春の七草』は一年の無病息災が叶う、といわれています。
最近では七草セットとして、セットになった七草がスーパー等でも売っているそうで…。
私が見たのはネットスーパーだったのですが、本当に便利ですね。
500円くらいでセットになっていて、さらにそれが自宅に届くのですから。
場合によっては、フリーズドライでおかゆに混ぜるだけ、というタイプも!

春の七草に含まれている『せり』が、
今の時期『芹乃栄(せり すなわち さかう)』と言われ、
冷たい沢の水辺で育つそうです。

この時期は本当に寒く、体調を崩すことも多くなります。
もし今年は食べられなかったという方も、
便利になった今、お手軽に無病息災を願い、
来年は七草粥を召し上がってみてはいかがでしょうか。

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