《イヤイヤ期》 三歳七五三の撮影を成功させる、4つのポイント!

七五三 撮影

こんにちは!前橋市中央通りにありますスタジオ桑町 小川屋写真館の前野です。
先日、このブログで2024年開催のはたちのつどい(旧成人式)の情報をアップしました!
このブログがアップされると、いよいよだなぁと実感が湧き始めます。

写真館では、そのお式に参加されるお客様の前撮りが日々行われています。
毎年、振袖やヘアスタイル、メイクなどの傾向に注目しているのですが、
(今のところ)赤の古典柄の振袖をお召しになっているお嬢様が非常に多い印象です。
ついで黒の振袖。また、例年少なめカラーのピンクも、今年はちらほらお見かけします。

ヘアスタイルは定番のシニヨンですが、飾りが水引・金箔・花・リボンなどてんこ盛り!といった感じで、
昨年よりも華やかになった印象です。

ちなみに、小川屋の店頭にもたくさんの髪飾りが陳列されてますので、ぜひご覧になっていただきたいです!

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トレンドも毎年少しずつ変化があり、そんな世の中の流れをなんとなく感じ取るのがこの時期の楽しみでもあります。

一方で、七五三はこの頃、3歳様の撮影が立て続けに入っております。
毎年3歳様の前撮りはお参りの直前である、9月・10月に集中しているのが特徴です。
場合によっては、前撮りではなくお参り当日に撮影される方も少なくありません。

おしゃべりをはじめ出来ることがどんどん増えていく3歳様ですが、まだまだ幼く、か弱い時期です。
精神や体力には限りがあり、撮影は5歳様や7歳様に比べるとかなりハードルが高いと言えます。

特に、親御さんが頭を抱えるのがいわゆる『イヤイヤ期』
そこで今回は、『イヤイヤ期』に突入中の七五三撮影について掘り下げてみます!

イヤイヤ期とは・・・?

第一次反抗期とも言われる、『イヤイヤ期』。
1歳ころから始まり、2歳前後でピークとなると言われています。
しかしその『イヤイヤ』の時期や度合いは個人差が大きいようです。

何かにつけて『イヤ』と言われ、号泣されたり、テコでも動かなかったり…
と親御さんの思う通りには動いてくれないため、「魔の2歳児」と恐れられる時期でもあります。

イヤイヤ期が起こる理由

この時期は少しずつ言葉が話せるようになり、自立心が芽生える時期。
赤ちゃんの時と同じように甘えたい気持ちと、自分でなんでもやりたい気持ちの葛藤や、
思ったことを上手に伝えられないもどかしさなど、複雑な心理状態が想像できます。
そうした感情が、すべて「イヤ!」に集約されているのでしょう。

撮影でお子様と関わっていると、大人が考えるよりもずっと、
お子様は繊細に色んな物事を感じ取り、沢山の感情を内側に抱えているように感じます。

特に普段とは違う場所に来ると、お子様の中ではパンク寸前になるほど、情報過多となります。
そうした状況に、上手に対処できないと、結果『イヤイヤ』が発動する原因となります。

そんなイヤイヤ期に上手に対処するためのキーワードは、ずばり『ゆとり』
心のゆとり、時間のゆとり、環境のゆとり…。
すぐにいっぱいいっぱいになってしまうお子様に十分なゆとりを持たせてあげること。
また、周りの大人も心にゆとりを持つことで、イヤイヤ期の七五三を乗り越えていきましょう!

イヤイヤ期を乗り越えるための4つのポイント!

では実際に、どんなポイントに『ゆとり』が必要なのかを考えていきます。
七五三を迎えるにあたって、ゆとりを作り出すのは『下準備』がとっても重要です!
今回ご紹介するステップも、ほとんどが撮影前のお話になります。

① 衣裳選びで様子を見る

七五三における、お子様のイヤイヤ発動の一つ目が衣裳です。
『着物が気に入らない』『肌触りが不快』という理由で、嫌がるお子様は非常に多いです。
衣裳を選ぶ際はお子様と一緒に選び、好みや意見も取り入れてあげましょう。
敏感な子は、大人には気付けないほんのささいな繊維や縫い目の”チクチク感”を嫌がりますし、腰紐などによる”締め付け”を苦しいと感じるようです。
どのポイントで嫌がるのか?は実際に着せてみないと分からないことも多いので、衣裳選びの時は必ず着装してみて、お子様の反応を注意深く観察しましょう。
嫌がる着物は避けるようにし、着付けなどで注意すべきことがあれば、あらかじめスタッフに伝えておきましょう。

着ているうちに慣れる場合もありますが、入り口で嫌な思いをしてしまうと、そのまま嫌な感情を引きずるお子様もいらっしゃいます。
一度「嫌!」となった場合は、気分転換しつつ、『着物=嫌なもの』というイメージを定着させないようにしましょう。

「今日は〇〇ちゃんはお姫様!」と決めてごっこ遊びをしながら、衣裳選びをしていくのもおススメです。
上手に着装できたら、着姿をたくさん褒めてあげましょう!

② 環境に慣れてもらう

慣れない場所や知らない人に会うのは、大人でも不安に感じることですよね。
また、撮影時のスタジオでは、ライティングのために他の照明を落としています。
照明が撮影する際に干渉しないように対策をしているのですが、そんなやや薄暗いスタジオを怖がるお子様もいらっしゃいます。
写真館にはどんな人たちがいて、どんな場所なのか、というのを前もって知っておくことができれば、お子様の不安や恐怖心もかなり和らぐかと思います。
実際に撮影の始まりには泣いていた子も、スタッフと遊びながら撮影を進めていくと、すっかり慣れてくれますし、
前撮りを経験している子は大体、お参り当日にはスムーズにお仕度し、お出かけしています。

一度「安全な場所なんだ」と理解できれば、嫌がったりすることもほとんどなくなります。
お子様は大人以上に危機察知能力が高いのかもしれません。だからこそ、環境に『慣れる』という感覚が非常に大切なのだと分かります。

小川屋や写真館の雰囲気に慣れるためにも、衣裳選びのあとなどに、可能であればスタジオの見学にぜひお越しください!
その時に、「ここで今度お写真撮ろうね」とお子様にしっかりお話をしておくことも必要です。
写真館にはおもちゃや絵本も用意されてますので、それを使っていただいてもかまいません。
小川屋や写真館が、怖いところではない。むしろ、『楽しいところ』と認識してもらえたらベストですね!
写真館ではスタッフが積極的にお子様とコミュニケーションをお取りさせていただいてます。
また、撮影の流れや、商品の説明など、気になることがあればご説明もさせていただいております。
先にご案内させていただくことで、撮影当日の時間短縮や効率アップにも繋がります。

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③ モチベーションを上げる

撮影を上手にこなせるお子様は、多くの場合あらかじめ『お約束』をされています。
例えば、撮影ができたら欲しかったおもちゃを買ってあげる。アイスクリームを食べられる。などなど。
ご褒美というのはやはり大きなモチベーションとなりますので、撮影前にお子様と決めておくと良いと思います。
また、3歳様は集中力が長く続きませんので、撮影の合間にも『プチご褒美』を用意しておくのもおススメです。
例えば、おやつやお気に入りの動画など。
撮影の中でちょっと飽きてきてしまったな、という時には少しだけ『プチご褒美タイム』を設けてあげましょう。

おやつを用意する場合、こぼしたり、手や着物を汚してしまう恐れがあるので、一口サイズのものにしましょう。
オススメなのは、グミやラムネ、飴などです。
チョコレート類やスナック菓子はとけたり、砕けたりしますので、ご用意する場合はご注意くださいね。

また、七五三の撮影でもう一つモチベーションになるのは『ドレス』です。
おしゃれが好きなお子様であれば、普段なかなか着ることのできないドレスはかなり喜ばれます。
7歳様でもそうですが、着物の撮影は嫌々でも、「ドレスが着たいから頑張る」と言う子はとても多いです。
プリンセスへの憧れは、3歳様にもしっかりと宿っています。
また着物の窮屈さから、ドレスへ着替えると非常に開放感があるようで、ご機嫌や表情も一気に良くなったりします。
お子様が気に入ったドレスを選んであげるのも、撮影のモチベーションとなります。
更に魔法のステッキも持つことができることも強調しておきましょう!(笑)

④ 撮影の時期を見極める

そもそもイヤイヤ期はずっと続くものではありませんので、成長が進むにつれ段々と落ち着いていきます。
七五三を行う時期は、数え年または満年齢のどちらか、と言われていますが厳密な決まりはありません。
数え年の場合、生まれた時を『1歳』とし、お正月を迎えるたびに一つ歳を取るという考え方となりますので、お誕生月によってはかなり早く3歳となります。
お子様の性格やイヤイヤ期の度合いにもよりますが、3歳の七五三は数え年より満年齢を迎えてからの方が撮影はスムーズな傾向にあります。
特に言葉が沢山話せるようになり、コミュニケーションが取りやすくなった頃ですと、スタッフともお話や遊びながら撮影を行うことができます。

また、撮影の際はそこにしっかり時間とエネルギーを費やせるように、前撮りまたは後撮りという形でお参りとは別日を確保することをおすすめします。
イヤイヤ期真っ只中であれば、着物を着ていることや、撮影・御祈祷・食事会と拘束時間が長いことが、お子様にとっては大きな負担となってしまうためです。

一度イヤイヤのスイッチが入ってしまうと、気持ちを立て直すのがとても大変です。
そのスイッチの原因が【着物】だったり、【お出かけ】自体だったりすれば、どうにもできません。
その後の予定がグダグダにならないようにするためにも、別日を設けておくことで『ゆとり』が生まれます。

当店の前撮りや後撮りであれば、撮影枠は基本的に午前中の2時間をしっかりと取ってあります。
午後は疲れたり眠くなったりする子が多いので、一番元気に過ごせる時間帯を想定しています。
また、ご予約は1枠に1件のみで、他のお客様と被ることもありません。

3歳様であればお仕度から撮影までスムーズにいけば1時間程度で和装・洋装のすべてを撮影できます。
つまり、1時間は余裕があるということです。
もしもイヤイヤが発動しても、お子様の気持ちが落ち着くまでゆっくりと待つこともできますし、
気分が変わる方法をあれこれ試すこともできます。

時間をかけて、お子様がきちんと納得して撮影に向かえるまでスタッフも寄り添います。

【まとめ】4つのポイントでゆとりを持って、七五三を迎えよう!

いかがでしたか? イヤイヤ期、という難しい時期である3歳様。

我が家の姪っ子たちは、イヤイヤ期がほとんどなく、着物やお化粧に憧れを持っているタイプだったので、超ご機嫌で3歳の七五三を迎えました。
一方で、3歳様の七五三について調べていると、想像以上に『失敗した!』『大変だった!』という声も沢山ありました。

そんな感じで3歳様の七五三のエピソードは各ご家庭様々なようですが、そんなお子様の個性がはっきりと浮き彫りになる儀式でもあるように感じました。
どういった形であれ、主役であるお子様はもちろん、ご家族の皆様で七五三を楽しく乗り越え、成長をお祝いしましょう♪

そのために気を付けたいポイントはこちら↓↓

①お子様が嫌がる衣装は選ばない。
②初めての場所にはまず慣れてもらう。
③プチご褒美を用意しつつモチベーションを維持
④時間と心に余裕のある、『前撮り』または『後撮り』でしっかりと写真に残そう!

撮影だけでなく、お参り当日にも大切なポイントとなります。
イヤイヤの泣き顔も、3歳様らしくて、個人的にはとても好きですが。(笑)
せっかくの『晴れの日』、お子様の輝く笑顔をぜひ残しましょう!

お客様にとって特別な日を最高の形で残すお手伝いを、小川屋スタッフ一同、誠心誠意努めさせて頂きます。
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≪当店の感染症対策について≫

・ご家庭で検温した際、37.5℃以上の発熱がある方。
・咳、倦怠感、嘔吐、味覚聴覚等の異常を感じる方、体調の優れない方。
・集団感染が起こった場に入られた可能性のある方。
・感染者と濃厚接触をされた可能性のある方。
・海外渡航歴が1ヶ月以内にある方、もしくはその方と1ヶ月以内に接触された方。
に該当される方は、お日にちを見合わせていただくことがございます。

また、ご来店時に非接触型の体温計で検温をさせていただきます。
他にも消毒液、手洗い、うがい等ご協力をお願いしております。

当店でも店内では、
・アルコールでの手指消毒
・店内や器具の消毒と衛生管理
・店内換気
・殺菌加湿器設置(オゾン系)
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・スタッフのマスク着用
・使い捨てコップによるドリンク提供
を行なっております。

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