七五三で焦らないための『後撮りのすヽめ』

七五三 撮影

こんにちは。
前橋中央通りにあります、スタジオ・桑町の中村です。
もうすぐ、読書の秋ということで、題名を無駄に文学的…?にしてみました。

もうあっという間に8月が終わりですね。
夏休みももう終わりでしょうか。
お知らせもさせていただいたのですが、
当店、本日は棚卸休業をさせていただいております。
ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。
棚卸が終わりましたら、
明日からまた通常通り営業させていただきます。

さて、もうすぐ秋ですね。
来週は今までよりも涼しくなるようです。
が、30度くらいで、今日は涼しいと口から出てしまうようになっているせいで、
涼しくなると判断していることもあり、
本来は多分全く涼しくない9月の始まりになっていることでしょう。
25度以上は夏日、ですから、まだまだ夏日は続きそうです。
最低気温が25度以上の熱帯夜も、明日はその予定ですし、
秋というには程遠いのかもしれません。
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もし、秋に七五三のお写真撮影をされたい場合、
9月の上旬までにおご予約に来ていただかないと、
難しいかもしれません。
なぜなら、10月からの土日祝日は、
成人式(特に振袖)の前撮り日としてすでに枠を確保させていただているのです。
つまり、10月以降の土日祝日は基本的にすでに予約がいっぱいで、
運良く空いていたとしても、七五三のお写真撮影としては時間の枠が短いため、
洋装が撮影できないのはもちろんとして、
お子様のポーズもかなり減ってしまう状態になります。
それでもいいからどうしても、という方はご相談に乗ります。
なお、土日祝日の予約は埋まってしまっておりますが、
平日は予約を入れることも可能となっておりますので、
平日に撮影したい場合は写真館にお声がけいただければと思います。

が、もし、土日で洋装も撮影したい、というご家族様には、
後撮り、をお勧めさせていただいております。
成人式の前撮りは1月の頭まで続きますので、
それ以降の1月中旬から2月の土日祝日はいかがでしょうか?
後撮り、と名前は変わりますが、ほとんど前撮りと変わりません。
当店はお着物がレンタルなのか、お持ち込みなのか、購入いただいたのか、
といった観点で分けさせていただいておりますので、
季節が違うだけでサービスは同じです。
 七五三のサービスについて詳しくはこちら。
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メリットとしては
・日焼けの跡が薄くなっている
・夏を越えて一回り成長されることが多い
(特に3歳さん・5歳さん/体だけでなく、心も成長されていることも)
・前撮りよりも希望の日にちが空いている確率が高い

逆にデメリット
・年明けになるので、年賀状には使えない
・同様に、年始に親戚に見せることができない
・お参りが終わった後なので、気持ちが一度途切れている場合がある

の3つずつがメインになります。
多分細かなメリットとデメリットは他にもあるのですが、
撮影時期によっては年末年始の支払いと被ってしまう…というのも、
当店の2月等であれば特に問題はないのですが、
1月の前半に撮影される場合はデメリットの一つにもなってしまうかと。

それでもやはり、気持ちに余裕をもって撮影できるのは重要なことです。
…と、いうのは、
「お参りには何時に、食事は何時に、どこそこの親戚にも顔出しして」
という次の予定が詰まっている状態だったり、
「撮影中に子供が泣いてしまった、次の子がすぐに来るのにどうしよう」
といった、撮影中の焦りだったり、
場合によっては、お母様・お子様が(ご親族のどなたか、特に父方の)着物を借りていると
「子供が泣いて、涙のシミが着物についてしまった!」
「子供がいつも通りに抱きついて、着物に化粧品が…嘘でしょ」
という状況に陥ったりすることが、前撮り・後撮り時であれば1つ2つのものが、
いっぺんに重なるのは当日だからです。
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最悪のパターンとして想定されるのは、
当日撮影とお参り、その後親族と集まって会食、という流れの予定だったとします。
ここではお子様を3歳さんとさせていただきます。
運悪く目覚めからご機嫌の悪いお子様が着物が嫌だと泣くことで、時間が押してしまいました。
撮影中もご機嫌が悪く、泣いたお顔か不満げなお顔、
納得はできないものの、今すぐに出なくては予約したお参りの時間には間に合いません。
なんとか祈祷時間には間に合ったのですが、
お参りが終わった段階でお子様が脱ぎたいと着物の飾りを引っ張ったり、合わせを開いたり、
乱れてしまっただけならまだしも、被布(上に着ているベストのようなもの)の飾りがその手の中に…。
この着物がお店からのレンタルなのか、お店を通してではない借り物なのか、
お子様のために誂えたものなのかによって衝撃度合いは違うかとは思いますが、
それでも唖然としている時間はなく、そのまま会食会場へ。

なあんて、こともあり得ます。
ちなみに、5歳さんと7歳さんは着物ではなく、扇子を折りますので、ご注意を。
むしろ飾りが取れるよりも、扇子が折れる方が多いです。
5歳さんは色々な結び目が取れる、というのもあります。
あとはどの年齢にも関わらず、ストローは用意しておいた方がいいかもしれません。

もちろん、ここに出したのはただの一例ですので、必ずしもこうなるわけではありません。
けれど、やはりお子様のご機嫌は変わりやすいものですから、
対策はしておいて損はないかと存じます。

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