小川屋が『当日』を重視する理由

小川屋のこと

こんにちは!
前橋市中央通りにあります、スタジオ・桑町の中村です。

先日まで七夕祭りで店内がおおわらわでしたが、
お祭りが終わりいつも通りの日常に戻りました。
七夕祭りは5日の七夕飾り審査を抜いて、6日から8日まででした。
が、バタバタしていたせいか、もっと長い間やっていたような、
もっと短い期間だったような、妙な気持ちになっています。
5日に当店主催の浴衣パーティーを行なったせいで若干、私の中で時間がずれてしまっているので、
きっとその影響も少なからずあるでしょう。
7日も8日も(私は6日は店頭にいなかったので別です)なんだかドタバタでした。
7日は私も自分で浴衣を着たのですが、終わった頃には脱ぐ気力すらなくなっていました…。
家に帰って速攻お風呂ついでに洗えるものは全部洗濯機に投げ込みました。
私の場合、浴衣が、セオアルファという簡単に洗えて、すぐに乾く生地だったので、
ネットに入れてポイっと、ほかの腰ひもや、肌着、補正のタオルももちろん、洗濯機行きです。
洗わなかったのは、博多の半巾帯とマジックテープ式の伊達締め、それからコーリンベルトだけでした。
でも浴衣は次の日の朝には乾いていました!
夏場であるというのもありますが、本当にさらっと簡単に乾いてくれてありがたいです。

ちなみにこちらの浴衣なのですが、柄だったり、私の性格だったり、
色々な条件が合わさった結果、
「モンハン(モンスターハンター※CAPCOMのゲーム)」とあだ名されております。
肉を焼いて「上手に焼けました〜!」というのがひと昔前?にCMで流れていました。
が、最近はワールドでしょうか。
どうでもいいことですが、私はハンマー使いです。

さて、本日も小川屋について掘り下げていきます。
小川屋は最近の『日常使いのモダンな着物』よりも、
『節目ごとのフォーマルな着物』を中心に扱っております。

それどんな着物?と思われるかもしれませんが、とても簡単です。
・お宮参りの初着
・七五三の祝着
・成人式の振袖
・お母様の訪問着
この辺りを中心に考えていただければ、わかりやすいのではないでしょうか。
日常に使いやすい小物がないとは言いませんが、圧倒的に『フォーマル』中心です。

スーツでいい、ドレスでいい、着る機会がない。
そんな風に言われてしまうかもしれません。
けれど、『着物を通した人生の通過儀礼』や『伝統文化』を継承する、
という使命の元、小川屋は営業しております。

着物は成長過程で、一つ身から三つ身、そして四つ身へと変わっていきます。
その節目節目を祝うことで子供の成長を実感し、
楽しんでいただき、日本の伝統的な文化を実際に体感して欲しいと願っています。
ですから、当店の重視しているのは、『お参り当日』となります。
成人式も、『成人式当日』で、本当に必要な記念日こそ、大切にしていただきたいのです。

それがどこに現れているかと申しますと、
七五三のレンタルプランや、振袖のレンタルプランです。
特に顕著なのが七五三です。
全てのレンタルパックのメインが『当日』となっており、
前撮りはサブ…というと聞こえは悪いですが、
お参りに行くことを前提としての前撮りになります。
前撮りのみというのも、ご要望がございましたら伺うことは可能ですが、
当店のセットでは『お参り当日』のお出かけを抜いたものはございません。
どうぞご了承いただき、また、皆様にも『伝統文化』を体感していただきたいと思います。

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