こんにちは。
前橋市中央通りにありますスタジオ・桑町の中村です!
実は本日、私はこうやってブログをあげていますが、
\なんと、群馬におりません/
兄の結婚式のために県外へ出ております。
予約投稿って便利ですよね!
さて、本文に関しては19日に書いております。
おめでたいなぁ、と祝福する気持ちでいっぱいではありますが、
準備がちゃんとできているか、ドキドキしています。
今回着ることにしたのは振袖、なのですが、
実は振袖にするか、訪問着にするかしばらく悩んでいました。
私の年齢は20代半ば…というか、まあアラサーと言われても否定できない年齢なのですが、
20代で未婚かつ、新郎の妹だし、振袖でいいだろうと振袖にしています。
実際に何歳まで振袖を着ていいのか、というのは決まっておりません。
未婚女性の第一礼装が振袖になります。
けれど、やっぱり、成人式での印象が強く、若い女性の着るもの、
と思われる方も多く、周りにどうみられるか不安…という方もいらっしゃるのでは?
あと、振袖は花嫁を食ってしまうからやめたほうがいい、
なんてことも言われることもあるようです。
が、そんなことはありません。
むしろ、そんな労力と手間をかけたことを喜ばれたり、
その場が華やかになったり、と良いことが多いのです!
前もって花嫁さんに伺っておくくらいはしてもいいかもしれませんが。
あと個人的には主役の花嫁さんが食われるレベルの衣装となると、
紅白の時の小林幸子さんくらいのキラキラ?ギラギラ?な衣装だと思います。
多分そんな衣装は着られる方どころか、持っている方がいないのではないでしょうか。
また、現代では、結婚式も硬派なものばかりではなく、
レストランウェディングなど、カジュアルなものも増えています。
そういったカジュアルウェディングの場合であれば、
本来は問題ではない振袖を着ていたとしても、
もしかしたら浮いてしまう可能性もあるかもしれません。
ただカジュアルと一口で言っても、
セミフォーマルやフォーマル寄りのカジュアルや、
完全に仲間内のパーティーくらいのカジュアルさを持つものもあるかと思います。
なので、本来は、
・結婚式はどんな式なのか、(教会式なのか、神前式なのか、むしろ披露宴のみの参加なのか等)
・主役との間柄は何で、(親族・友人・職場の先輩後輩など)
・あなたの年齢は何歳か、既婚か未婚か
・着ようと思っている着物があれば、それはどんな着物なのか
を、呉服店の従業員に相談していただくのが一番です。
家に着物があるから、これを着よう!と思っても、
それが本当にあなたが参加するものに対して適しているのか、が
上の3つ
・どんな式
・主役との間柄
・あなたの年齢や既婚未婚
によって変化するのです。
ですから、ネットで『結婚式 和服』『結婚式 着物』と検索した結果が
必ずしもあなたに適するとは限りません。
また、着物のプロであっても、人が違えば答えが変わるところもあります。
ですが、答えが変わるのは、その人に対した答えだからになります。
例えば…未婚で新婦の友人(20代)が色味の落ち着いた江戸小紋を着る場合、
Aさんは、全く問題ない、結婚式にワンピース感覚で着られる、と答え、
Bさんは、20代であれば、もっと若々しい色の着物を着てもいいんじゃないか、と答える…
そう言ったことは起こります。
ここで、
・出席者は友人ばかりで、着物を着る人が全くいない式 なのか
・出席者は友人が多いが、新婦が着物が好きで着物を着る人も多い式 なのか
で答えは変わってきます。
着物を着る人がいない式であれば、
Aさんの意見をとってそのままご自分の着物を着ていただけるでしょう。
Bさんの意見を取ると、場合によっては少し目立ってしまうかもしれません。
逆に、着物を着る人が多い式であれば、
Aさんの意見を取ると、少しカジュアルに見えてしまいますし、
Bさんの意見をを採用すれば、なんの違和感もなくその中に混じることができます。
難しい…と思っていただいて構いません。
そのために、私たちがいるのです。
いつでも気軽に相談してください。
この着物とこの帯って合わせられるの?とか
トータルコーディネートがしたいけど小物が合わせられない、ですとか、
今回のように結婚式の招待状が届いたけれど、どうしたらいいのかわからない!
というときだって、いつでもお待ちしております。
今回の式のあと、できればどんな感じであったかご報告させていただきたいと思いますので、
またそちらも参考にしていただければ、嬉しい限りです。