振袖情報

  1. HOME
  2. 振袖情報
  3. 振袖や袋帯に使われている金色は本物の金なの?

2021年11月11日



振袖や袋帯に使われている金色は本物の金なの?

こんにちは!
群馬県前橋市にある振袖専門店・小川屋スタッフの斎藤です。

先日、友人に誘われてミュージカルを見に行きました。着物を着て行ったら、友人が「かわいい!素敵!」とほめてくれて、嬉しくなっちゃいました。
劇場ではほかにもちらほら着物姿の方を見かけました。若い方にもぜひ気軽に着物を着てお出かけしていただけたらいいなと思います。
成人式の振袖をきっかけに着物に興味をお持ちになったお嬢様は、ぜひ小紋など普段着の着物にも挑戦してみてくださいね!
小川屋では「着付け教室」も開催しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

さて、今回のテーマは「振袖(着物)や帯に使われている金色」についてです。
ゴールドの輝きは人を惹きつけてやまない魅力がありますよね! 振袖や帯の金装飾はどうやってできているのか詳しく解説します。

 

  

金色の持つ意味とは?

「金色」(ゴールド)は、「豪華さ」や「豊かさ」をイメージさせます。太陽の光や稲穂など、自然のめぐみを金色で表現することもありますね。

色味としては「黄色」に近いのですが、金色が特別なのは金属光沢があるからです。金属は光をよく反射してツヤツヤと輝きます。

数ある金属の中でも、金は特別です。今年の夏には東京オリンピックが行われましたが、メダルの色が上から「金・銀・銅」の順番になっているように、金色(ゴールド)は、金属の中でも特に高級な物として位置づけられます。これは、金が錆びにくい性質を持っているためです。古代から「金」は富と権力の象徴として、冠や装飾に使われてきました。

現代では「金メッキ」の技術が発達して、誰でも気軽に金の装飾を楽しめるようになりましたが、伝統的な振袖には今でも本物の「金」が使用されています。このような金装飾には、専門の職人さんの高度な技術が必要とされます。

 

振袖に使われる「金色」

金彩

振袖など着物の生地に金色で彩色することを「金彩」と呼びます。友禅染めで着物の色柄を染め上げた後、最後の「お化粧」として金彩加工などをほどこします。

金彩には様々な伝統技法がありますが、ここでは主なものをご紹介します。

 

・筒描き(金くくり)

友禅染めでは、柄の境目に糸目糊(いとめのり)を置いてから染色します。この部分は、染色後に細い白線として残ります。

「筒描き」は、糸目糊を置くときと同じ筒状の道具を使って、白く残った部分に金線を描きます。

この時に用いられる「金色」は、樹脂に金粉を混ぜた「金線糊」です。もとの白線からはみ出さないように、同じ太さで金線を描くのには繊細な技術が必要とされます。

 

・箔(はく)

金箔は、金をごく薄く伸ばして板状にしたものです。

金箔を貼り付ける部分に型紙を置き、接着剤を塗ってから、綿花などで箔を押しつけて金色に彩色します。

金箔を使った金彩加工には、「押し箔」「摺り箔(すりはく)」などがあります。

金箔がシワになったり破けたりしないように加工するのは、専門の職人さんだからできる高度な技術です。

 

・金砂子(きんすなご)

七夕の歌に「きんぎんすなご」という歌詞がありますが、これは細かい金粉や銀粉をまき散らすようにして装飾する技法のことです。砂子のように美しい天の川のことを歌っています。

「砂子」は、接着剤を置いた生地に、ごく細かい金粉を振り落として染色します。漆器に金粉を撒いて柄をつける「蒔絵」のような風合いになります。さらに筆や綿花を使って「ぼかし」を表現することもあります。

 

 

金糸刺繍・金駒刺繍

振袖には金糸を使った刺繍が施されることがあります。細い金糸を使った刺繍のほか、友禅の糸目の上などには、太い金糸を使った「金駒刺繍」が施されます。

「金駒刺繍」に使われる金糸は針穴に通らないため、「駒」と呼ばれる糸巻きに巻いた金糸を柄の上に置いていき、細い留め糸で縫い付けます。

刺繍が施された振袖は立体感があってとても豪華です。

 

 

袋帯に使われる「金色」

振袖や留袖、訪問着などの礼装に合わせる「袋帯」には、金糸を使った「錦織」や「唐織」のほかに、「引き箔」と呼ばれる技法もあります。

金糸は芯になる糸に金箔を巻き付けて撚りをかけたものです。なお、純度の高い金を使った「本金糸」は非常に高価なため、アルミや銀などに彩色をした金糸が使われることもあります。

「箔」は和紙に漆を塗って金箔を貼り付け、細かく裁断したものです。撚りをかけずにそのまま緯糸(よこいと)として帯に織り込まれます。

金糸がふんだんに使われた袋帯はとても華やかです。金色には派手なイメージがありますが、繊細な織り模様の袋帯はとても優美で上品ですよ!

 

 

いかがでしたか? 最近は柄の少ないシンプルな振袖や帯も人気ですが、金装飾が施されたゴージャスな振袖もやっぱり素敵です。

小川屋では、伝統的な金加工技術を使った良質な振袖や袋帯を多数取り扱っております。小川屋の振袖会場にぜひ見に来てくださいね!

振袖コレクション | 群馬県前橋市の振袖専門店【小川屋】

 
 

関連記事:
小川屋の特選振袖 | 群馬県前橋市の振袖専門店【小川屋】
振袖の柄は手描きなの? | 群馬県前橋市の振袖専門店【小川屋】
成人式の振袖に合わせる「袋帯」ってどんな帯? | 群馬県前橋市の振袖専門店【小川屋】

 
 

振袖選び成人式前撮りのご相談に、ぜひ《小川屋》にお気軽にご来店ください。
小川屋ではウェブフォームでの「ご来店予約」を受け付けております。
24時間お申し込み可能です。
ご予約いただいたお客様はお待たせすることなくスムーズにご案内させていただきます。

 

>>ウェブから予約する

 

*******
小川屋は創業146年。群馬県前橋市、高崎市、伊勢崎市、渋川市、玉村町から多くのお客様にお越しいただいております。

成人式の振袖・帯・和装小物のお支度や前撮り写真撮影をプロスタッフが真心込めてお手伝いいたしております。

振袖をはじめとした着物のお手入れのご相談小川屋着付け教室もございますので、どうぞお気軽にお声がけくださいませ。
*******
 

関連記事